俺たちの祭 (中村雅俊の曲)

「俺たちの祭」は、1977年11月1日に日本コロムビアから発売された中村雅俊さんの7枚目のシングルです。この楽曲は、日本テレビ系列で放送されたドラマ「俺たちの祭」の主題歌として広く知られています。

作詞・作曲は、叙情的な歌詞と美しいメロディで多くの人々を魅了してきた小椋佳さんが担当しました。編曲はチト河内さんが手掛け、ドラマの世界観をより一層引き立てる、力強くも温かい楽曲に仕上がっています。

当初、「俺たちの祭」は『背中の夢』という仮タイトルで呼ばれていました。しかし、ドラマのタイトルと同じ「俺たちの祭」に変更されたことで、よりドラマとの一体感が生まれ、楽曲の印象も強くなりました。

中村雅俊さん自身は、「俺たちの祭」について、「ちょっと存在感が強すぎというのか、ずっしりとした重さがあって、なかなかコンサートのセットリストに入れられない」と語ったことがあります。楽曲の持つ重厚な雰囲気は、聴く人に深い感動を与える一方で、コンサートでのパフォーマンスには特別な配慮が必要となるようです。

「俺たちの祭」のA面には、主題歌である「俺たちの祭」が収録されています。B面には、同じくドラマ「俺たちの祭」の挿入歌として使用された「ただこの時だけを」が収録されています。どちらの楽曲も小椋佳さんが作詞・作曲を手掛けており、ドラマのストーリーを彩る重要な要素となっています。

「俺たちの祭」は、1977年の音楽シーンを代表する一曲として、今もなお多くの人々に愛され続けています。ドラマと共に楽曲も記憶している方も多く、時代を超えて人々の心に響く名曲と言えるでしょう。

収録曲

A面: 俺たちの祭（3分27秒） - 日本テレビ系「俺たちの祭」主題歌
B面: ただこの時だけを（2分52秒） - 日本テレビ系「俺たちの祭」挿入歌

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