倉垣翼

倉垣翼（くらがき つばさ）について

倉垣翼は、1975年12月7日生まれの日本の女子プロレスラーで、本名は倉垣靖子といいます。千葉県鎌ケ谷市出身で、身長162cm、体重79kg、血液型はO型です。若い頃から剣道を楽しみ、二段の腕前を持っています。彼女のプロレスキャリアは1995年に始まり、多様なリングネームと所属団体を経て、数々の試合で輝かしい戦績を残してきました。

所属団体の経歴

倉垣はまずJWP女子プロレスに所属し、1995年の1月8日には東京・後楽園ホールで小林智美との初戦を迎えました。この試合は時間切れドローとなり、その後に、多くの有名レスラーと同期として名を馳せましたが、数ヵ月で引退を余儀なくされました。しかし、1998年10月にプロレス界に復帰し、リングネームを「倉垣翼」に改名。再びJWP女子プロレスに戻った後、フリーランスの活動などを経て、数々の団体に参戦しました。

2002年にはJWPを退団し、フリーランスの一環として「倉垣ツバサ」として活動を開始し、さらにメキシコ遠征も経験しました。彼女は2003年に再びJWPに復帰し、その後もスリリングな試合を繰り広げました。

特に印象的な試合

倉垣は数々の名試合を残しており、特に2010年10月24日に行われた石川修司との対戦が印象深いです。この一戦は、「米山革命」影響下での試合であり、女子プロレス全体の活性化を図るための重要な試合とされます。また、2014年にはOZアカデミーにてAKINOの持つ無差別級王座に挑戦し、見事勝利を収め初めてのフリー転向後のベルトを獲得しました。これにより、彼女の実力を再認識させられる一戦となりました。

得意技とスタイル

倉垣は、特に力強い技を多く使うレスラーとして知られています。彼女の得意技には、アルゼンチン・バックブリーカーやファイアーバード・スプラッシュなどがあります。特にアルゼンチン・バックブリーカーは、二段重ねや三段重ねでも行える高い技巧を誇り、観客を魅了しています。さらに、ウイングクラッチ・ホールドやメタル・ウイングも彼女の代表的な技です。

タイトル歴と影響

倉垣はJWP認定無差別級王座やタッグ王座、NEO認定シングル王座など多くのタイトルを獲得しており、自身の実力を証明しています。また、入場テーマ曲「LOVE GOD WING（SHAKE IN PARADAISE）」も多くのファンに愛され、彼女のファイトスタイルを一層引き立てる要素となっています。

まとめ

倉垣翼は、女子プロレスの界隈で幅広く活躍し続けるレスラーです。彼女の豊かな経験、強力な技、そしてファンに対する姿勢は、これからの女子プロレス界にさらなる影響を与えることでしょう。今後の活動にも、期待がかかります。

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