備中鉄道部

備中鉄道部は、1991年から2008年まで岡山県新見市に存在した西日本旅客[[鉄道]]（JR西日本）の鉄道部です。ローカル線の活性化と効率的な鉄道運営を目的として、鉄道部制度が導入された際に発足しました。

概要

備中鉄道部は、岡山県西部のローカル線を運営していました。具体的な管轄路線は以下の通りです。

吉備線：全線（岡山駅構内を除く）
伯備線：倉敷駅（構内を除く） - 新郷駅間
芸備線：備中神代駅 - 備後落合駅間

鉄道部は新見駅構内に設置され、当初は岡山支社が管轄していました。

所属車両と乗務範囲

備中鉄道部自体に所属車両はありませんでしたが、新見駅構内には新見運輸センターという車両基地が設けられていました。

乗務員は以下の範囲で業務を行っていました。

車掌
伯備線：倉敷駅 - 新郷駅間
山陽本線：岡山駅 - 倉敷駅間
運転士
姫新線：津山駅 - 新見駅間
山陽本線：岡山駅 - 倉敷駅間
伯備線：倉敷駅 - 新郷駅間
芸備線：備中神代駅 - 備後落合駅間

歴史

1991年（平成3年）4月1日：鉄道部制度に伴い、第2次鉄道部として発足。
* 2008年（平成20年）6月1日：鉄道部制見直しに伴い、備中鉄道部は廃止。岡山支社の直轄となりました。乗務員区所としての機能は、支社直轄の新見列車区が引き継ぎました。

備中鉄道部は、短い期間ではありましたが、岡山県西部のローカル線において重要な役割を果たしました。その廃止後も、新見列車区として機能が引き継がれ、地域の鉄道輸送を支え続けています。

もう一度検索