光が丘 (名古屋市)

光が丘（名古屋市千種区）

光が丘は、愛知県名古屋市千種区に位置する地名です。現行行政地名としては光が丘一丁目と光が丘二丁目が存在し、住居表示が実施されています。

地理

光が丘は、千種区の北東部に位置し、以下の地域と隣接しています。

東：宮根台、千代が丘
西：汁谷町、御影町、富士見台
南：名東区
北：竹越

歴史

光が丘は、かつて尾張藩の御料林があった土地でした。戦後の住宅開発が進むにつれて開発が行われましたが、その過程で多くの分筆がなされ、地番が複雑化しました。

地名の由来と変遷

1963年（昭和38年）に、自治会が「光ヶ丘」と命名することを決定し、市当局に働きかけましたが、認められませんでした。そのため、自治会独自に光ヶ丘一丁目から光ヶ丘五丁目までの地番を作成し、郵便局や地図会社に通称として使用してもらうことにしました。

1984年（昭和59年）に、市当局によって非公式だった光ヶ丘一丁目から光ヶ丘五丁目までの範囲を公式に光が丘二丁目とする住居表示が実施されました。

沿革

1984年（昭和59年）12月3日：千種区猪高町大字猪子石、汁谷町、鍋屋上野町、御影町の各一部より光が丘一丁目が成立。千種区猪高町大字猪子石、鍋屋上野町、富士見台の各一部より光が丘二丁目が成立。同時に住居表示を実施。

世帯数と人口

2019年（平成31年）1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

(データは省略 - 最新の情報を参照してください)

学区

市立小・中学校に通う場合、学校は以下の通りとなります。公立高等学校に通う場合の学区も以下に示します。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎に各学校が指定されています。

(学校名は省略 - 最新の情報を参照してください)

交通

基幹バス：竹越バス停
東行き：引山・三軒家方面
西行き：栄・名古屋駅（名鉄バスセンター）方面
愛知県道215号田籾名古屋線（出来町通）

施設

愛知中学校・高等学校
鈴木外科病院
鍋屋上野住宅
汁谷第二公園（一丁目、1966年4月1日供用開始）
汁谷第三公園（一丁目、1979年4月1日供用開始）

その他

郵便番号：464-0006（集配局：千種郵便局）

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年
名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年
杉野尚夫『名古屋地名ものがたり』風媒社、2017年

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