光州ワールドカップ競技場

光州ワールドカップ競技場

光州ワールドカップ競技場は、大韓民国・光州広域市にある、サッカーと陸上競技に対応した多目的スタジアムです。2002 FIFAワールドカップの際に韓国国内の会場の一つとして使用されました。正式名称に「ワールドカップ競技場」と含まれるスタジアムの中で、陸上トラックが設けられているのはここだけです。

概要

2001年9月にオープンし、翌年の2002 FIFAワールドカップで使用されました。特に、準々決勝で韓国がスペインを破り、アジア勢初のベスト4に進出した試合会場として、その名を知られています。この時の韓国代表監督であったフース・ヒディンク監督の功績を称え、競技場名を「フース・ヒディンク・スタジアム」に変更する案も検討されたほどです。

ワールドカップ終了後の2003年からは、国軍体育部隊（尚武）と光州広域市との間で縁故地協約が結ばれ、光州尚武フェニックス（現在：金泉尚武FC）の本拠地として利用されました。2010年に尚武との縁故地契約が満了すると、翌2011年に光州FCが設立され、以降は光州FCが本拠地として使用していました。しかし、2020年からは光州ワールドカップ競技場の補助競技場を大幅に改修した、約1万人収容の光州サッカー専用球場が新たな本拠地となっています。

2007年には全国体育大会のメイン会場として、また2015年7月には夏季ユニバーシアードの会場としても使用されました。

スタンドは、メインスタンドとバックスタンドは屋根で覆われていますが、サイドスタンドには屋根がありません。

交通アクセス

光州都市鉄道1号線 双村駅より2km
光州総合バスターミナル（U-SQUARE）から市内バス풍암26系統に乗車、「ワールドカップ競技場」停留所にて下車。所要時間約15分。
光州空港からタクシーで約20分、バスで約30分。

備考

光州尚武フェニックスは、かつて当競技場を本拠地としていましたが、2011年に尚州市へ移転しました。
光州FCは、2011年から当競技場を本拠地としています。

外部リンク

光州ワールドカップ競技場（朝鮮語）
* Gwangju World Cup Stadium at worldstadiums.com

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