入船 (浦安市)

千葉県浦安市入船：新浦安駅を中心とした埋立地の詳細

入船（いりふね）は、千葉県浦安市に位置する、1丁目から6丁目までで構成される地域です。この地域は、浦安市の第1期海面埋立事業によって造成された中町地区に属しており、東京湾を埋め立てて作られた土地であるという特徴を持っています。郵便番号は279-0012が割り当てられています。

概要

入船地区は、JR京葉線の新浦安駅を中心に発展しており、駅周辺は商業地域として賑わっています。駅に隣接する商業施設の多くはショッピングセンターに組み込まれており、パチンコ店のような遊興施設は見られません。一方で、戸建て住宅が集まる4丁目には、単独の路面店が点在しています。

また、3丁目には「待ち合わせのポンギ跡」という立札があり、この場所がかつて漁師たちが船で集まり、潮の流れを待った場所であったことを物語っています。これは、この地域がかつて海であったことの証です。

地域内のマンション群は、民間タワーマンションを除き、旧公団マンションを中心に築30年以上のものが多く、築年数が近いものがほとんどです。

主要施設

1丁目には、新浦安駅、新浦安駅前郵便局、駅ビルであるアトレ、MONA新浦安、イオン新浦安ショッピングセンター、新浦安駅前プラザマーレ、三井住友銀行浦安支店、千葉銀行新浦安支店、みずほ銀行新浦安支店といった施設が集中しています。3丁目には、浦安市立入船小学校と浦安市立入船中学校があり、教育施設も充実しています。

周辺地域

入船地区は、東は明海・日の出、西は美浜、南は境川を挟んで今川、北は東京湾に接しており、多様な地域と隣接しています。

東日本大震災の影響

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震では、新浦安駅周辺で液状化現象が発生し、地域内ではガス供給と下水道が一時的に停止しました。このため、同年3月25日には東京電力による計画停電の対象外となりました。

地価

2014年1月1日に公表された公示地価によると、入船4-39-4の地点で住宅地の地価は27万1000円/m2となっています。

沿革

1971年8月2日：第1期海面埋立事業により、東葛飾郡浦安町入船が新設されました。
1981年4月1日：市制施行により、浦安市入船となりました。
1987年10月12日：住居表示が実施され、浦安市入船一丁目から六丁目となりました。
1988年12月1日：JR京葉線新浦安駅が開業しました。

地名の由来

入船という地名は、かつてこの地が漁船の航路の入口にあたっていたことに由来しています。

町名の変遷

入船の町名は、新設時から住居表示が実施されるまで変更はありませんでした。

世帯数と人口

2017年10月31日現在のデータによると、入船地区の世帯数と人口は以下の通りです（具体的な数値は省略）。

小・中学校の学区

入船地区の児童・生徒が通う市立小・中学校の学区は以下の通りです（具体的な学区は省略）。かつては入船北小学校と入船南小学校の2校が存在しましたが、児童数の減少により入船北小学校は廃校となり、入船南小学校が校名変更を経て存続しています。

主な施設一覧

JR京葉線新浦安駅
浦安市立入船保育園
浦安市立入船北保育園
ポピンズナーサリー新浦安
浦安市立入船南幼稚園
浦安市立入船小学校
浦安市立入船中学校
新浦安駅前郵便局
三井住友銀行浦安支店
みずほ銀行新浦安支店
千葉銀行新浦安支店
アトレ新浦安（駅ビル）
MONA新浦安
三井住友信託銀行コンサルプラザ新浦安
イオン新浦安ショッピングセンター
浦安市民プラザWAVE101
新浦安駅前プラザマーレ
浦安警察署新浦安駅前交番

関連項目

入船 (曖昧さ回避)
マリナーゼ

入船地区は、新浦安駅周辺の利便性と、かつての漁村の名残を留める歴史が共存する、魅力的な地域です。

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