全北大学校

全北大学校について

全北大学校（ぜんほくだいがっこう、朝鮮語: 전북대학교、英語: Jeonbuk National University）は、大韓民国全北特別自治道に位置する地域拠点国立大学です。韓国を代表する国立大学の一つとして、教育・研究の中心的な役割を担っています。

歴史

本学の歴史は、1952年6月の設立に始まります。当時、道立裡里農科大学（1947年開校）、全州明倫大学、群山大学という三つの教育機関が統合され、新たな大学として開校しました。その後、大学は着実に発展を続け、教育体制を拡充していきます。1970年には医科大学、1971年には師範大学がそれぞれ開設され、教育分野における基盤を強化しました。1980年には歯科大学、1982年には社会科学大学、1987年には芸術大学、1988年には獣医学部、1991年には生活環境大学が設置され、教育・研究領域の多様化が進みました。2008年3月には、益山大学校との統合が実現し、さらなる規模の拡大と教育資源の強化を図りました。

象徴

全北大学校の標語は「自由、正義、創造」です。これらの言葉は、学生や教職員が追求すべき価値観を示しています。また、大学の象徴動物は「ヒョウ」です。力強く、俊敏なヒョウは、大学の活力と進取の精神を象徴しています。

組織・構成

全北大学校は、多岐にわたる分野を網羅する学部と大学院で構成されています。教育・研究組織は以下の通りです。

学部

グローバル融合大学
国際人文社会学部
国際理工学部
公共人材学部
看護大学
工科大学（建築工学科、都市工学科、建築学科、機械システム工学部、機械設計工学部、機械工学科、航空宇宙工学科、バイオメディカル工学部、新素材工学部、高分子ナノ工学科、電気電子コンピューター工学部、化学工学部、環境工学科、土木工学科、産業情報システム工学科、繊維素材システム工学科、自然・エネルギー工学科、IT情報工学部、IT応用システム工学科、社会基盤工学科、量子システム工学科など）
農業生命科学大学（農業経済学科、山林資源学科、木材応用科学科、農生物学科、作物生命科学科、園芸学科、地域建設工学科、生物産業機械工学科、生物環境化学科、食品工学科、動物資源科学部、造景学科など）
師範大学（国語教育科、独語教育科、英語教育科、教育学科、倫理教育科、地理教育科、社会教育学部、科学教育学部、数学教育科、体育教育科など）
社会科学大学（新聞放送学科、心理学科、社会学科、政治外交学科、社会福祉学科、行政学科など）
商科大学（経営学部、経済学部、貿易学科など）
生活科学大学（食品栄養学科、衣類学科、住居環境学科、児童学科など）
獣医科大学（獣医学科）
芸術大学（韓国音楽学科、舞踊学科、美術学科、産業デザイン学科、音楽科など）
人文大学（国語国文学科、独語独文学科、フランス学科、スペイン・中南米語文学科、英語英文学科、日本語日本文学科、中国語中国文学科、考古文化人類学科、史学科、哲学科、文献情報学科など）
自然科学大学（物理学科、地球環境科学科、化学科、生物科学部、数学科、統計情報科学科、科学学科、半導体科学技術学科、獣医芸科、スポーツ科学科など）
環境生命資源大学（生命工学部、バイオ食品工学科、漢薬資源学科、環境造景デザイン学科、生命資源流通経済学科など）
薬学大学（薬学科）
医科大学（医学科）
歯科大学（歯医科）
スマートファーム大学

大学院

一般大学院（人文社会、自然科学、工学、芸体能、医学などの系列に多数の学科・専攻を設置）
医学専門大学院
歯医学専門大学院
法学専門大学院
経営大学院
教育大学院
農業開発大学院
法務大学院
保険大学院
産業技術大学院
情報科学大学院
行政大学院
* 環境大学院

学術交流

全北大学校は、海外の多くの教育機関との間で学術交流協定を締結しており、国際的な教育・研究連携を積極的に推進しています。

地域の中核大学として、全北大学校は教育、研究、社会貢献を通じて、地域社会および世界の発展に寄与しています。

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