全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016は、2016年11月11日から11月27日までの期間に、山梨県、富山県、愛媛県、千葉県で実施された大会です。今回の大会は第40回を迎え、地域リーグの優勝チームが集結し、全国一を決める重要なステージとなりました。

大会の概要

2016年8月1日に全国社会人サッカー連盟から大会の詳細が発表されました。基本的なルールは前年と同様ですが、大会名が新しくなりました。また、地域リーグの優勝チームと全国社会人サッカー選手権大会の上位チーム以外の参加選手の選考において、Jリーグ百年構想クラブが優遇されることが決定しました。ただし、実際にはこの優遇措置は適用されませんでした。今年の大会では、一次ラウンドで進出権を得たチームが全社の上位チームとなり、決勝ラウンドでは初めてマルチアングル映像を用いたインターネットライブ配信が実施されました。

参加チーム

2016年度には、各地域リーグから優勝した9チームが参加しました。これに加えて、全国社会人サッカー選手権大会の上位3チームが出場権を得ました。以下が参加したチームです。

• - 北海道：ノルブリッツ北海道FC
• - 東北1部：コバルトーレ女川
• - 関東1部：東京23FC
• - 北信越1部：アルティスタ東御
• - 東海1部：FC刈谷
• - 関西1部：アルテリーヴォ和歌山
• - 中国：SRC広島
• - 四国：FC今治
• - 九州：J.FC MIYAZAKI

さらに、全国社会人サッカー選手権大会の出場チームからは、三菱自動車水島FC、鈴鹿アンリミテッドFC、ヴィアティン三重の3チームも参加しました。左記の選考条件により、2016年度の大会には補充となるクラブは存在しませんでした。

試合方式

1次ラウンドでは12チームが4チームずつ3つのグループに分けられ、全チームが1回戦総当たりのリーグ戦を行いました。各グループの1位と2位の中で成績が最上位のチームが決勝ラウンドへ進みます。さらに、グループ分けに際し、地域リーグ優勝チームのうち、開催地に近い3チームを「ポット1」とし、その他を「ポット2」、全社上位から参加する3チームを「ポット3」として振り分けました。

試合は、90分（前後半45分ずつ）で行われ、同点の場合はPK戦で勝者を決定します。勝ち点は90分での勝利が3点、PK戦勝利が2点、PK戦敗退が1点、90分での敗北が0点となっています。最終的な順位は、勝ち点に基づいて決まるものの、同ポイントの場合は得失点数、総得点、直接対決の成績を考慮します。

結果

最終的には、FC今治が優勝し、ヴィアティン三重が2位、鈴鹿アンリミテッドFCが3位、三菱水島FCが4位に入賞しました。上位2チームは、12月7日のJFL理事会において、正式にJFL昇格が決定されました。

このようにして全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016は、地域リーグの熱い戦いが繰り広げられた大会として記憶されることとなりました。

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