全日本アーチェリー連盟

公益社団法人全日本アーチェリー連盟

公益社団法人全日本アーチェリー連盟（略称AJAF）は、日本におけるアーチェリー競技を代表し、その運営を行う組織です。名誉総裁には承子女王が就任しています。この団体は、国内のアーチェリーに関するすべての活動を統括し、選手の育成や競技の普及に努めています。

沿革

全日本アーチェリー連盟の歴史は、1947年に設立された日本洋弓会から始まります。1956年には日本アーチェリー協会に改称し、1966年に全日本アーチェリー連盟として再編されました。1969年には国際アーチェリー連盟（FITA）や日本オリンピック委員会、日本体育協会（後の日本スポーツ協会）に加盟し、国際舞台でも活動を進めてきました。

1989年には社団法人化し、2010年には公益社団法人として新たなスタートを切りました。これにより、より多くの人々にアーチェリーを楽しんでもらうための取り組みが加速しました。

歴代役員

全日本アーチェリー連盟の役員には多くの著名な人物が名を連ねています。初代名誉総裁には高円宮憲仁親王が1991年から2003年まで在任し、その後は高円宮憲仁親王妃久子が引き継ぎ、2018年からは承子女王が名誉総裁を務めています。

会長職についても、多くの重要な人物が就任してきました。初代会長は愛知揆一であり、その後も山田久就や田中良一、安倍晋太郎などが会長を歴任しました。2022年には安倍晋三が在任中に国務大臣も務めていました。

組織

全日本アーチェリー連盟は、全日本学生アーチェリー連盟や全国高等学校体育連盟アーチェリー専門部など、様々な関連団体と密接に連携しています。また、役員構成についても、理事や副会長など多彩なメンバーが協力し合い、アーチェリー競技の振興に貢献しています。

主な大会

この連盟が主催する主要な大会には全日本ターゲットアーチェリー選手権大会や全日本室内アーチェリー選手権大会、全日本フィールドアーチェリー選手権大会などがあります。さらに、全国高等学校総合体育大会アーチェリー競技大会や全国高等学校アーチェリー選抜大会も行われており、若手選手の普及と育成も重要な目的とされています。

関連プロジェクト

また、全日本アーチェリー連盟は、TBSテレビ系のバラエティ特番「オールスター感謝祭」においても、アーチェリーを利用した企画に協力しています。これにより、アーチェリー競技の普及をさらに広げることを目指しています。

まとめ

全日本アーチェリー連盟は、日本国内のアーチェリー競技の振興と発展に寄与する重要な組織であり、その活動は多岐にわたります。今後も、国内外の競技者やファンの支援を受けながら、さらなる成長を目指していくことでしょう。

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