全日本大学サッカー連盟

一般財団法人全日本大学サッカー連盟について

全日本大学サッカー連盟（JUFA）は、日本全国における大学サッカー部の活動を統括する組織です。この連盟は、他の大学スポーツ組織には参加せず、独自の運営を行なっています。大学日本代表チームは、ユニバーシアードサッカー日本代表により編成されます。

概要と構成

JUFAは日本国内を9つの地域（地区）に分け、それぞれの地区に連盟を設けて管理しています。2005年度時点で、登録されているチーム数は419チームです。各地区連盟は以下の通りです：

• - 北海道学生サッカー連盟
• - 東北大学サッカー連盟
• - 関東大学サッカー連盟 （北関東、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の連盟含む）
• - 北信越大学サッカー連盟
• - 東海大学サッカー連盟
• - 関西学生サッカー連盟
• - 中国大学サッカー連盟
• - 四国大学サッカー連盟
• - 九州大学サッカー連盟

これらの地区とは別に、都道府県単位でも大学・学生連盟（学連）が存在していますが、これらは全日本大学サッカー連盟の直接の支配下にはありません。これらの連盟は、日本[[サッカー協会]]が組織する大学の部（学生委員会）の傘下にあります。

地区連盟と都道府県連盟の関係

都道府県ごとの連盟は、参加チーム数に応じて異なる運営形態を持っています。具体的には、以下の3つのパターンに分けられます：
1. 地区の大学連盟主催の大会・リーグ戦のみ参加するケース。（例：青森県、岩手県、島根県など）
2. 地区連盟または都道府県別のリーグ戦どちらか一方に参加するケース。（例：東京都、神奈川県、千葉県など）
3. 両方の大会に参加できるケース。（例：宮城県、愛知県、沖縄県など）

いずれの形式においても、各チームは地区の大学連盟と都道府県サッカー協会の両方に登録されています。つまり、地区リーグ戦に専念しているチームであっても、その地区の協会には登録する必要があります。

天皇杯全日本サッカー選手権大会への出場

JUFA加盟チームの天皇杯出場は2011年を境に変更があり、以前は春に優勝校にシード出場枠が与えられていましたが、現在は各都道府県サッカー協会が運営する予選を通過しなければなりません。参加形式にはオープンエントリーや大学のみの予選会などがあり、県によって異なります。

大学サッカー連盟の運営とサポート

2009年度まで、希望するチームは大学サッカー連盟の承認を得て日本フットボールリーグ（JFL）に参加することが可能でしたが、2010年度にその規制が強化され、大学サッカーの加盟チームは社会人リーグへの二重加盟が禁止されました。このため、大学から独立したクラブチームが必要とされるようになりました。

体育会所属以外のサッカー部

多くの大学には体育会以外にも学部やキャンパスに所属するサッカー部や同好会が存在します。これらは各都道府県の登録要件を満たせば1種登録が可能ですが、一部の地区連盟では大学あたり1チームの参加制限があるため、最も多くのチームが体育会に所属する部活動で構成されています。加えて、同好会や学部別チームは多くの大学リーグには参加できても、地区リーグへの参加権を持たない場合もあります。

主催・主管大会

全日本大学サッカー連盟は、数々の大会を主催しています。代表的な大会には以下が含まれます：

• - 全日本大学サッカー選手権大会
• - 全日本大学サッカー新人戦
• - 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント
• - デンソーカップサッカー
• - アットホームカップインディペンデンスリーグ

これらの大会を通じて、大学サッカーの振興と普及に寄与しています。

関連リンク

• - 日本[[サッカー協会]]
• - 全日本大学サッカー連盟公式ウェブサイト

以上が全日本大学サッカー連盟の概要およびその運営構造についての説明です。

もう一度検索