全日本大学バスケットボール新人戦

全日本大学バスケットボール新人戦

全日本大学バスケットボール新人戦（新人インカレ）は、毎年夏に実施される日本の大学に特化したバスケットボールの大会です。バスケットボールの普及や発展、更には新人世代の競技力向上を目的とし、2022年に新設されました。この大会では、各大学の下級生、つまり1年生と2年生（公式には「ルーキーズ」と呼称）を対象としており、その活躍を見守ることが求められています。

毎年7月上旬から中旬にかけて、全国の大学から選出されたチームが集まり、競い合います。まず各地区予選を勝ち抜いた24チームが、リーグ戦とトーナメントで日本一を目指して戦います。大会では3位決定戦も行われるため、出場するすべてのチームにとって重要な位置づけとなっています。

大会の主な会場としては、東京の国立代々木競技場第2体育館が中心に使用されるほか、その他の関東圏のアリーナも活用されます。初回の2022年大会はプレ大会としてポジショニングされ、実際の記念すべき第1回目は2023年に開催されました。

主催と協賛

この大会は、全日本大学バスケットボール連盟が主催し、モルテン、アシックス、大塚製薬が協賛しています。また、開催地の地区に根ざした関東大学バスケットボール連盟及び関東大学女子バスケットボール連盟が主管する形で運営されています。地域学連からの推薦校があり、男女それぞれの出場枠が設けられています。具体的には、各地区学連からの推薦校として、男子は地域に応じて北海道、東北、関東などから各1校が推薦され、合計で計10校となっています。女子も同様に男女共通の推薦が行われ、各地区の学連からのバランスが取れた参加がなされます。

歴代記録と放送

大会の開催に伴い、歴代記録がどのように推移していくのかも注目されます。男子と女子でそれぞれの結果や成績が蓄積されていくことが期待されています。試合の放送についても、プレ大会はバスケットLIVEで全試合配信され、さらに第1回大会はUNIVAS plusにて試合の模様が配信される予定です。

新しい世代の選手たちが自らの実力を試す場所として位置づけられている新人インカレは、将来のスター選手を輩出する重要なイベントであると言えます。今後もこの大会が発展し、全国の大学バスケットボール界を盛り上げていくことでしょう。

もう一度検索