全日本大学バスケットボール選手権大会

全日本大学バスケットボール選手権大会

全日本大学バスケットボール選手権大会（通称：インターカレッジ）は、日本国内の大学バスケットボールの最高峰を決める大会で、毎年年末に開催されます。この大会は、日本の大学生バスケットボール界において非常に重要な位置を占めています。

歴史

大会は男子が1949年、女子が1954年に初めて行われ、それぞれの歴史を持つ大会としてスタートしました。2008年に男子の大会が60回を迎えた際に、「全日本大学バスケットボール選手権大会」という名称に改称され、これにより男女の大会が統合されました。この変更により、女子の55回から59回は欠番となりました。

大会の概要

毎年11月下旬から12月上旬にかけて、約40チームが地区予選を経て参加します。これらのチームは、リーグ戦とトーナメント形式で大学日本一を目指して競い合います。大会の中では3位決定戦が行われ、かつては5位から8位までの順位決定戦も実施されていました（2003年までの形式）。

大会の開催場所は、主に国立代々木競技場第2体育館を中心に関東圏のスポーツアリーナが利用されますが、特別に大阪市、名古屋市、福岡市などの他の地域でも開催されることがあります。

賞と主催者

優勝校には高松宮記念杯や文部科学大臣杯、協会杯、ウイニングボールなどの栄誉が与えられます。大会は日本バスケットボール協会と全日本大学バスケットボール連盟の主催で行われており、後援にはスポーツ庁や三菱電機、朝日新聞社が名を連ねています。また、特別協賛として三菱電機が参加し、モルテンなどが協賛を行っています。

参加チームの枠

出場チームは、各地区の学連から1校ずつ推薦され、前年度の順位に応じてシード校も選ばれます。具体的には、男女で合計で26校が出場する内訳があり、男子では北海道から九州まで各地域から複数のチームが参加します。女子も同様に、各地区から出場枠があります。

放送について

大会の模様は、J SPORTSおよびJ SPORTSオンデマンドでの放送・配信が行われます。一部試合は独占配信され、バスケットLIVEでは全試合の中継が行われていますが、いくつかの試合については後日録画配信されることもあります。

参考情報

この大会は、大学バスケットボールの重要な大会であるだけでなく、学生アスリートたちの集大成を示す場でもあります。また、全日本大学バスケットボール新人戦や日本学生選抜バスケットボール大会とも密接に関連しています。出場チームや選手たちの活躍は、多くのファンに感動を与え続けています。

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