全日本高等学校吹奏楽大会in横浜

全日本高等学校吹奏楽大会in横浜

全日本高等学校吹奏楽大会in横浜は、毎年神奈川県横浜市で開催される、高校吹奏楽の大会です。吹奏楽部員にとって、この大会は目標であり、憧れの舞台となっています。

大会の概要

この大会は、1989年に静岡県浜松市で始まった「全日本[[高等学校選抜吹奏楽大会]]」の10周年を記念して、青森市文化会館で「全日本[[高等学校選抜吹奏楽大会]]10周年記念 全日本高等学校吹奏楽大会」として開催されたのが始まりです。翌年からは横浜市の協力のもと、横浜みなとみらいホールを舞台に「第1回全日本高等学校吹奏楽大会in横浜」がスタートしました。

現在では、全日本[[吹奏楽コンクール]]、選抜大会と並び、高校吹奏楽の三大大会の一つとして広く認知されています。

また、横浜市が主催する「横浜音祭り」のプロジェクトの一環として、大会開催時にはクイーンズスクエア横浜 1Fクイーンズサークルにて「プロムナードコンサート」も開催され、街全体が音楽に包まれるような賑わいを見せます。プロムナードコンサートは2013年から3年に1度のペースで開催されています（第15回[2013年]、第18回[2016年]、第21回[2019年]、第24回[2022年]）。

各賞について

大会では、2日間の演奏を通して、以下の賞が設けられています。

優勝（優勝旗）・文部科学大臣賞: 大会を通じて最も聴衆に感動を与えた団体に授与されます。
準優勝（遠山杯）: 優勝に次ぐ感動を与えた団体に授与されます。
横浜市長賞: 第1日目、第2日目それぞれで最も聴衆に感動を与えた団体に授与されます。
横浜市会議長賞: 第1日目、第2日目それぞれで横浜市長賞に次ぐ感動を与えた団体に授与されます。

これらの賞に加え、出場団体全てを対象に、上位から会長賞、理事長賞、審査員長賞、実行委員長賞が贈られます。特に、会長賞・理事長賞を受賞した団体には、次回の大会へのシード権が与えられるという栄誉があります。

その他にも、協賛団体からJBA下谷賞、ヤマハ賞、バンドジャーナル賞、ロケットミュージック賞といった、独自の観点に基づいた賞が贈られます。そして、優勝団体には副賞としてジャンボメトロノームが贈呈されます。

過去の出場校

各支部から選抜された代表校が横浜に集い、熱い演奏を繰り広げます。過去には、以下のような支部から多くの学校が出場しています。

北海道支部
東北支部
東関東支部
西関東支部
東京支部
東海支部
北陸支部
近畿支部
中国支部
四国支部
九州支部

※各支部の代表校は毎年変わります。

大会に関する情報

大会の開催会場や期日、歴代の優勝校・準優勝校、過去の出場校などの詳細な情報については、以下の公式サイトをご覧ください。

日本[高等学校]]吹奏楽連盟: [https://www.ajhsband.jp/

その他

各支部から万遍なく出場校が選出されていますが、47都道府県の中で唯一、香川県の高等学校はまだ一度も選ばれたことがありません（2022年時点）。

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