八反田康平

八反田 康平（はったんだ こうへい）

八反田康平は1990年1月8日生まれ、鹿児島県鹿児島市を地元とするプロサッカー選手です。彼は現在、九州サッカーリーグのジェイリースFCでミッドフィールダーとしてプレーしています。彼のサッカーキャリアは多岐にわたり、数々のクラブでの経験があります。

来歴

八反田選手は、サッカーへの情熱を高校時代に育み、鹿児島中央高校に在籍している間、U-17日本代表として国際舞台での経験を積みました。特に2007年のFIFA U-17ワールドカップへの出場は、彼のキャリアにおいて記念すべき出来事の一つです。

その後、筑波大学に進学し、サッカー部での活躍が認められ、2011年にはユニバーシアード日本代表として優勝を果たします。この成功を受けて、2011年12月には清水エスパルスへの加入が内定しました。彼はこの時期に河井陽介選手と同期入団しました。

2014年には、より多くの出場機会を求めてベガルタ仙台に期限付きで移籍。しかし、ここでも出場機会は限られ、リーグ戦での出場はわずか3試合にとどまりました。翌年には清水エスパルスに復帰し、リーグ開幕戦からスタメンとして起用されました。その後、出場機会は減少しつつも、リーグ戦で15試合に出場するキャリアハイを記録しました。

2016年には清水エスパルスがJ2に降格したため、彼も初めてJ2でプレーすることになりましたが、シーズン前半は出場できない苦しい時期を経験します。その後、7月からは大分トリニータに期限付き移籍し、そこで初めてリーグ戦に姿を見せ、14試合全てに出場しJ3リーグの優勝に貢献する結果となりました。

2017年には名古屋グランパスに完全移籍し、2019年には鹿児島ユナイテッドFCへと移籍。彼が地元チームでプレーすることは、特にファンからも期待されていました。しかし2022年11月、鹿児島ユナイテッドFCは彼との契約を更新しないことが決定し、その後彼はJリーグ合同トライアウトに参加。2023年にはジェイリースFCに加入しています。

所属クラブ一覧

1. ドラゴンFC (鹿児島市立玉江小学校)
2. ディアマントFC鹿児島 (鹿児島市立伊敷中学校)
3. 鹿児島中央高校
4. 筑波大学
5. 清水エスパルス (2012年 - 2016年)
6. ベガルタ仙台（期限付き移籍 2014年）
7. 大分トリニータ（期限付き移籍 2016年7月 - 同年12月）
8. 名古屋グランパス (2017年 - 2018年)
9. 鹿児島ユナイテッドFC (2019年 - 2022年)
10. ジェイリースFC (2023年 - 現在)

個人成績

八反田選手のプロキャリアは、さまざまなチームでの経験を通じて豊かなものとなっています。公式戦初出場は2012年6月27日のナビスコカップ予選リーグで鹿島アントラーズ戦、Jリーグ初出場は2012年9月1日のコンサドーレ札幌戦でした。また、初得点は2013年3月16日の湘南ベルマーレ戦におけるものでした。

代表歴

彼はU-17日本代表としても知られ、2007 FIFA U-17ワールドカップに出場した他、全日本大学選抜やユニバーシアード日本代表としても活躍。特に2011年ユニバーシアードにおいては、チームの優勝に貢献しました。

まとめ

八反田康平選手は、鹿児島県出身でありながら、多くのクラブでその才能を発揮し続けています。彼の経歴は多様性に富み、数々の挑戦を乗り越えてきた彼の姿勢は、今後の活躍にも期待を寄せる理由の一つです。

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