ジェイリースFC

ジェイリースFCについて

ジェイリースFC（J-LEASE Football Club）は、大分県大分市を拠点とする実業団のサッカークラブです。ジェイリースという不動産関連会社の傘下にあり、地域貢献やコミュニティ活動に注力しています。クラブは2018年に創立され、以来、地域のサッカー文化の振興とともに成長を続けてきました。

概要・歴史

2018年4月、ジェイリースがCSR（企業の社会的責任）活動の一環として、地域に根ざしたスポーツ振興を目的に設立されました。これにより、従来のカティオーラFCという特定非営利活動法人との連携が生まれ、ジェイリースFCのトップチームはその社会人チームが引き継ぐ形でスタートしました。設立当初の監督には元栃木SCの選手でもある永芳卓磨が選ばれ、キャプテンには池田達哉が就任しました。

初年度の2018年は、大分県社会人サッカーリーグ3部に参戦し、見事に前期リーグを5勝1分で首位、後期上位リーグも全勝で終了し、1年で2部昇格を果たしました。

翌年の2019年には、ヴェルスパ大分からの選手加入によりチームはさらに強化され、県リーグでは無敗で優勝し、1部へ昇格。そして全国クラブチームサッカー選手権大会にも出場し、3位入賞を達成しました。

2020年には、初めての天皇杯予選に挑戦。しかし、社会人グループ予選2回戦で敗退しました。同年のリーグ戦では、首位を維持しながら2部優勝を獲得し、九州リーグ昇格を決めました。しかし、新型コロナウイルスの影響で全国大会は中止となり、数々の大会で機会を逃しました。

2021年は九州リーグ初年度となり、13勝を挙げて3位に健闘しましたが、沖縄SVとヴェロスクロノス都農には4戦全敗という結果になります。また、九州社会人サッカー選手権大会にも出場し、全国への道が開けるも、中止の影響で実現することはありませんでした。

2022年は天皇杯県予選でヴェルスパ大分との決勝へ進出したものの、チーム内での新型コロナ感染による辞退で優勝を逃しました。リーグ戦でも上位には届かず、4位に終わりました。

2023年、元サッカー日本代表の高松大樹がクラブ・リレーションズ・オフィサーに就任。天皇杯予選では再びヴェルスパ大分に惜敗し、初優勝は叶いませんでした。九州リーグでは前期を首位で折り返すも、後期戦で勝ち点を失い、3位でシーズンを終えました。

2024年、新たに監督に柳川雅樹を迎える一方で、初代監督であった永芳卓磨がゼネラルマネージャーに転身しました。これからの更なる飛躍を期待しています。

成績

リーグ戦

• - 大分県社会人サッカーリーグ1部：2020年
• - 大分県社会人サッカーリーグ2部：2019年
• - 大分県社会人サッカーリーグ3部：2018年

カップ戦

• - 九州各県リーグ決勝大会：2020年
• - 九州クラブチームサッカー選手権大会：2019年
• - キリンビール株式会社大分支店カップ：2019年
• - 大分市サッカー協会会長杯：2018年

所属選手・スタッフ

クラブカラー

• - 青

ユニフォームスポンサー

• - プーマ（2018年 - 現在）

ジェイリースFCは地域社会において重要な役割を果たしており、今後の成長と発展が期待されます。

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