八坂神社 (徳島市眉山町)

八坂神社は、徳島県徳島市眉山町にひっそりと佇む神社です。春日神社の奥に位置し、その静寂な佇まいは訪れる人々に安らぎを与えます。

歴史

八坂神社の歴史は、元禄年間（1688年-1704年）に遡ります。当時、この地には小さな祠があり、それが祇園社として祀られるようになりました。1776年（安永5年）には社殿が造営され、地域の人々の信仰を集めました。

明治時代の神仏分離令により、事態は大きく変化します。かつて大滝山に存在した持明院は廃寺となり、祇園社も八阪神社と改称されました。しかし、時代の流れとともに社殿は老朽化し、戦後には仮殿が建てられました。現在の仮殿は1958年（昭和33年）に建てられたもので、今もその姿を残しています。

祭神

八坂神社は、多様な神々を祀る神社としても知られています。主な祭神は以下の通りです。

素戔嗚命（すさのおのみこと）
菅原道真公（すがわらのみちざねこう）
水波能売神（みずはのめのかみ）
応神天皇（おうじんてんのう）
大国主命（おおくにぬしのみこと）
事代主命（ことしろぬしのみこと）
* 倉稲魂命（うかのみたまのみこと）

これらの神々は、それぞれ異なる神徳を持ち、人々の様々な願いに応えてきました。

アクセス

八坂神社へのアクセスは、JR徳島線の徳島駅から徒歩約15分です。春日神社の裏手にある階段を上ると、八坂神社に到着します。静かな境内で、ゆっくりと歴史と神々の息吹を感じてみてください。

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