八太郎

八戸市八太郎：歴史と自然が織りなす街

八太郎（はったろう）は、青森県八戸市に位置する町丁であり、郵便番号は039-1168です。2020年4月30日現在の情報では、人口は2,005人、世帯数は899世帯となっています。現在の行政地名は八太郎一丁目から八太郎六丁目までで、全域で住居表示が実施されています。この地域は、旧陸奥国三戸郡河原木村の一部、青森県三戸郡下長苗代村大字河原木の一部、そして青森県八戸市大字河原木の一部から成り立っています。

概要

八太郎は、八戸市を流れる馬淵川の河口北側に位置しています。かつてこの地には、八太郎沼や北沼といった潟湖が点在し、浜砂鉄の採掘地としても知られていました。1940年からは工業地帯整備事業と馬淵川河口改修事業が進められ、現在では工業地帯に程近い地域となっています。周辺には八戸港第二工業港があり、三菱製紙八戸工場や八戸精錬所、八戸臨海鉄道の県営鉄道工業専用線が敷設されています。1970年代以降は市街化が進み、住宅街が広がっています。

世帯数と人口

2020年4月30日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

人口：2,005人
世帯数：899世帯

沿革

八太郎の沿革は以下の通りです。

2009年2月9日：大字河原木の一部から八太郎一丁目～三丁目、五丁目～六丁目が成立。
2011年2月11日：大字河原木の一部から八太郎四丁目が成立。

この町名の変遷により、かつて存在した字左比代は八戸ゴルフ倶楽部の西側のごく一部となり、ほぼ消滅しました。また、字根岸も日計五丁目と分け合って編入され、消滅しました。

伝説

八太郎には、階上岳から十和田湖に至る「八の太郎大蛇伝説」が残されています。この伝説は、地域の歴史と文化を物語る重要な要素となっています。

周辺施設

八太郎地区およびその周辺には、以下の施設があります。

八太郎トンネル
八太郎大橋
シルバー病院

外部リンク

八太郎地区 八戸港

八太郎は、工業地帯としての側面と、住宅地としての側面を持ち合わせた地域であり、その歴史と自然が織りなす独特の魅力があります。八戸市を訪れる際には、ぜひ八太郎地区にも足を運んでみてください。

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