八女市立矢部清流学園

八女市立矢部清流学園の概要

八女市立矢部清流学園（やめしりつ やべせいりゅうがくえん）は、福岡県八女市矢部村に設立された公立の義務教育学校です。この学校は、地域の教育の充実を図るために、矢部中学校と矢部小学校を統合して2020年に開校しました。八女市では2校目の義務教育学校となります。

沿革

2020年開校

八女市立矢部清流学園は、2020年の4月1日に正式に開校しました。この日は、矢部中学校と矢部小学校が統合され、新たな教育の場が生まれた瞬間です。開校式は4月6日に開催されましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、参加者は在校生、教職員、そして市教育委員会の関係者のみとなりました。

そのわずか2日後の4月8日には、初めての入学式も行われました。入学式では1年生4名と7年生（中学1年生相当）5名の新入生が迎え入れられ、合計9名の生徒が新しい学校での学びをスタートさせました。

初の卒業式と修了式

2021年には、初の卒業証書授与式が3月12日に執り行われ、またその後の3月24日には最初の修了式も実施され、学校の歴史に新たな1ページが加わりました。これらの行事は、学校として初めての重要なマイルストーンとなりました。

学区について

八女市立矢部清流学園は、教育課程が前期課程と後期課程に分かれています。前期課程は矢部地域の1区から6区までのエリアを対象とし、後期課程は前期課程と同一の区域において行われます。このように、地域性に応じた教育を行うことで、地域のニーズにしっかりと応える体制を築いています。

アクセス

この学校へのアクセスも便利で、堀川バスの羽矢線を利用し「石川内」バス停で下車すると、すぐの場所に位置しています。また、周辺には福岡県道57号浮羽石川内線や国道442号、さらには矢部川が流れており、地域とのつながりを感じさせる立地です。少し離れた場所には旧矢部村の中心部もあり、地域社会とのつながりが重視されています。

まとめ

八女市立矢部清流学園は、新しい教育の形を提供するために生まれた学校です。地域に根ざした教育課程を通じて、未来を担う子どもたちが豊かな学びを経験できる場を目指しています。これからの更なる発展が期待される義務教育学校です。各種行事や地域活動を通じて、学校と地域の絆を深めていくことで、地域全体の教育力向上につながることでしょう。

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