八嶋智人(やしまのりと)
八嶋智人は、
1970年9月27日生まれの日本の
俳優、
タレント、ナレーター、声優、司会者です。
奈良県奈良市出身で、
シス・カンパニーおよび劇団カムカムミニキーナに所属しています。彼の妻は
舞台女優の宮下今日子です。
略歴
奈良県奈良市で育った八嶋は、奈良女子大学附属小学校、中学校、そして高等学校を経て、大学進学のために東京へ上京しました。
1990年、彼は高校の同級生であった
松村武と共に、
早稲田大学の演劇サークルを基盤に劇団カムカムミニキーナを設立します。その後、日本大学文理学部哲学科を卒業し、劇団での活動を続けながら多くの
テレビドラマに出演していきます。
2001年にフジテレビのバラエティ番組『
ココリコミラクルタイプ』にレギュラー出演し、バラエティの世界に本格参入。ここでの彼の演技が視聴者に認知され始めます。また、この番組で
ココリコの
遠藤章造や
品川庄司の
品川祐とともに音楽活動を行い、シングルやアルバムもリリースしています。
さらに、2002年10月からは『
トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』の司会を担当し、同番組でその名は広まりました。彼の活動は広がり続け、2019年には
三谷幸喜作の新作
歌舞伎『月光露針路日本 風雲児たち』で初めて
歌舞伎に出演するという新たな挑戦も果たしています。
人物
八嶋は、その大きな眼鏡が特徴的で、明るいキャラクターを持ちながらも、ドラマにおいてはシリアスな役柄を演じることが多い、いわゆる「くせ者」として知られています。彼は同事務所の先輩である
高橋克実とはプライベートでも親しい関係にあります。また、学生時代には学生寮での生活が夢へ向かう「第一歩」となったと語っています。
彼は声優活動も行っており、アニメに関わることも多いです。さまざまな才能を持つ八嶋は、特に音楽と演技の両方でのキャリアを築いてきました。また、ファンである広島東洋カープの応援も欠かしません。
バラエティ番組での姿
八嶋の名を広めたのは、バラエティ番組への出演です。特に『トリビアの泉』の成功により、そのキャラクターが定着しました。彼のトリビアに関する知識が高く評価され、
PTAからも多くの賛辞を得ています。2007年にはNHKの『英語でしゃべらナイト』の司会に選ばれるなど、バラエティ
タレントとしての地位も確立しました。彼の持ち味は流暢な話し方で、アナウンサー顔負けのスキルがあります。
趣味と私生活
八嶋の趣味は眼鏡の収集で、その影響から2004年には「日本メガネベストドレッサー賞」を受賞しました。彼は、数々の
映画や
舞台にも数多く出演してきており、
俳優としての活動を続けています。多彩な才能を持つ八嶋智人は、今後のさらなる活躍が期待されます。