八戸インターチェンジ

八戸インターチェンジ

青森県八戸市に位置する八戸インターチェンジ（はちのへインターチェンジ）は、八戸自動車道の重要なインターチェンジです。高速道路の合流地点であるだけでなく、管理事務所や警察分駐隊も設置されており、交通の要衝として機能しています。

アクセスと注意点

八戸インターチェンジは、八戸自動車道6番としてナンバリングされています。しかし、隣接する八戸JCTがハーフジャンクション構造のため、八戸インターチェンジからアクセスできるのは南郷IC方面のみです。八戸自動車道の青森方面（八戸西SIC以北）や三陸沿岸道路方面へは、八戸インターチェンジからは直接アクセスできません。そのため、利用する際にはこの点に注意が必要です。目的地が青森方面や三陸沿岸道路方面の場合は、事前に経路を確認する必要があります。

施設と設備

インターチェンジ内には、料金所が設置されています。ブース数は合計6つあり、入口2ブース（ETC専用1、一般1）、出口4ブース（ETC専用1、一般2、閉鎖1）で構成されています。東日本高速道路東北支社八戸管理事務所と青森県警察高速道路交通警察隊八戸分駐隊もインターチェンジ内に併設されています。

周辺環境

八戸インターチェンジは、八戸ニュータウン（ニュータウンの北端に位置）、八戸赤十字病院、八戸工業高等専門学校、八戸聖ウルスラ学院中学校・高等学校、根城の広場などに近接しています。周辺には、生活施設や教育機関、公共施設などが集積しており、地域社会に密着したインターチェンジと言えるでしょう。

道路接続

八戸インターチェンジは、青森県道29号八戸環状線に直接接続しています。間接的には国道104号および国道340号にも接続しており、広範囲の地域と道路ネットワークで結ばれています。インターチェンジのランプウェイは、青森県道29号八戸環状線に準直結Y型で接続する構造となっています。

八戸バスストップ

八戸インターチェンジの料金所付近には、高速バス停留所である八戸バスストップが設置されています。停留所名は「八戸IC（はちのへインター）」として案内されています。主要な高速バス路線が停車し、東北地方と首都圏を結ぶ重要な役割を担っています。

停車路線には、以下の路線があります。

八盛号（八戸 - 盛岡線）
うみねこ号（八戸 - 仙台線）
* シリウス号（七戸・十和田・八戸 - 東京線）

なお、軽米高速線は八戸バスストップには停車しません。最寄りのバス停は、八戸市営バス・南部バス：八戸ニュータウン線「東白山台」バス停で、八戸バスストップから徒歩約3分の距離にあります。

歴史

八戸インターチェンジは、1986年（昭和61年）11月27日、一戸IC - 八戸IC間の開通に伴い供用が開始されました。以来、地域の交通インフラとして重要な役割を担い、現在に至っています。

まとめ

八戸インターチェンジは、八戸自動車道における重要なインターチェンジであり、周辺地域の発展に大きく貢献しています。しかし、隣接するJCTの構造に起因するアクセス制限があるため、利用にあたっては注意が必要です。周辺には様々な施設が充実しており、高速道路利用者だけでなく、地域住民にとっても重要な拠点となっています。

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