八木岡バイパス

八木岡バイパス

八木岡バイパスは、栃木県真岡市内を東西に走る国道294号のバイパス道路であり、一部区間は国道408号（常総・宇都宮東部連絡道路）の一部を構成しています。

概要

起点: 栃木県真岡市寺内（寺内南交差点＝国道294号・国道408号（現道）分岐）
終点: 栃木県真岡市八木岡（真岡バイパス南交差点）
距離: 4.3km
幅員: 22m
車線数: 片側2車線

背景と目的

八木岡バイパス建設以前の旧道は、1日あたり14,000台以上の交通量があり、歩道が未整備で道幅も狭く、慢性的な交通渋滞が発生していました。特に終点付近には急カーブが存在し、交通事故の危険性が高い状況でした。

このような状況を改善するため、真岡市と茨城方面を結ぶ広域的な交通ネットワークを強化し、走行時間の短縮と地域間の交流促進を目的として、八木岡バイパスが計画されました。

歴史

1988年（昭和63年）：事業採択
2003年（平成15年）2月19日：全線開通
2017年（平成29年）10月27日：真岡南バイパス全線開通と同時に、八木岡バイパスの一部区間が国道408号の指定区間に追加

効果

2003年の全線開通により、八木岡バイパスは、1985年に全通した二宮バイパスと1988年に全通した真岡バイパスを連結し、広域的な交通ネットワークを形成しました。これにより、交通渋滞の緩和、走行時間の短縮、安全性の向上に大きく貢献しています。

主な交差する道路

栃木県道187号物井寺内線（寺内駅入口交差点）
国道408号真岡南バイパス（鬼怒テクノ通り）
栃木県道316号真岡筑西線（伊勢崎交差点）

沿線施設

桑名商事真岡工場
真岡ショッピングモール

バイパスの位置関係

（取手方面）常総バイパス - 二宮バイパス - 八木岡バイパス - 真岡バイパス（茂木方面）

参考文献

真岡新聞 2003年2月28日付2面

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