八王子神社
概要
八王子神社は、
千葉県船橋市古和釜町に位置する神社です。かつては村社として地域の人々に崇敬されていました。この神社は、7年に一度、近隣の二宮神社で開催される「三山の七年祭」という大規模な祭礼に、
神輿を出すことで知られています。また、境内の1.08ヘクタールは、貴重な自然環境を保護するため、郷土環境保全地域に指定されています。
祭神
八王子神社では、以下の神々が祀られています。
天之忍穂耳尊(アメノオシホミミのミコト)
天照大神(アマテラスオオミカミ)
豊受姫尊(トヨウケヒメノミコト)
猿田彦尊(サルタヒコノミコト)
倉稲魂尊(ウカノミタマノミコト)
これらの神々は、それぞれが異なる役割やご利益を持つとされており、人々の様々な願いを受け止めています。
由緒
社伝によれば、八王子神社は平安時代の初期、807年(大同2年)に、古和釜地域周辺の鎮守として創建されたと伝えられています。この地域における信仰の中心として、長い歴史を刻んできました。また、総本社は、現在の大阪市東成区にある八王子神社であると考えられています。
氏子地域
八王子神社の氏子地域は、主に以下の地域に広がっています。
古和釜町
坪井町
金堀町
これらの地域は、
船橋市の北部に位置し、地域住民の生活と密接に結びついています。
所在地
千葉県船橋市古和釜161
年間行事
八王子神社では、年間を通じて様々な祭事や行事が執り行われます。主なものとしては以下のものがあります。
歳旦祭:1月1日午前1時頃
おびしゃ:1月11日、20日午前11時頃
初囃子:1月第3日曜日午前10時頃
例大祭:10月7日
これらの行事は、地域の人々にとって大切な伝統行事であり、神社の歴史と文化を今に伝えるものです。
交通アクセス
八王子神社へのアクセスは、以下の方法があります。
東葉高速線船橋日大前駅から徒歩約20分
新京成電鉄新京成線、東葉高速線北習志野駅から船橋新京成バスで「古和釜十字路」下車、徒歩5分
関連項目
千葉郡
下総国
豊富村
船橋市
二宮神社
下総三山の七年祭り(
千葉県指定無形民俗文化財)
外部リンク
八王子神社