八食センター

八戸の台所、八食センター

八食センターは、青森県八戸市河原木に位置する、地元の人々や観光客に愛される市場です。1977年に協同組合として設立され、新鮮な魚介類をはじめ、八戸の特産品やお土産、食事が楽しめる飲食店などが集まっています。

概要

元々は陸奥湊駅前で鮮魚などを販売していた業者たちが集まり、「協同組合八戸総合食品センター」（現・協同組合八食センター）を組織したのが始まりです。1980年に郊外へ移転し、鮮魚、青果、乾物、菓子、精肉、総菜、酒、雑貨、飲食などの店舗が集まる共同店舗施設として開設されました。

2002年には東北新幹線盛岡駅 - 八戸駅間が開業し、八戸駅からの「八食100円バス」の運行開始も相まって、観光客の来場が大幅に増加しました。2006年には「第1回B-1グランプリ」の会場にもなり、全国的にその名を知られるようになりました。

施設案内

八食センター内には、様々な施設があります。

市場棟: 新鮮な魚介類や乾物、お土産などが販売されています。営業時間は午前9時から午後6時まで。原則水曜日が定休日です。
七厘村: 市場棟で購入した食材をその場で焼いて食べられる人気のスポット。寿司や海鮮丼の持ち込みも可能です。
厨（くりや）スタジアム: 海鮮料理や郷土料理を提供する飲食店街。営業時間は午前9時から午後9時まで。2階には子供向けの遊び場「くりやランド」もあります。年中無休です。
味横丁: 八戸ラーメンなどを提供する飲食店街。営業時間は午前9時から午後6時30分まで。原則水曜日が定休日です。

イベント

八食センターでは、年間を通して様々なイベントが開催されています。過去には、「B-1グランプリ」や「東北B-1グランプリ」などの大規模なイベントも開催されました。

また、2001年から始まった「八食サマーフリーライブ」は、地域に根ざした音楽イベントとして親しまれています。一時、震災の影響で開催形態が変わりましたが、2日間で2万人以上を集めるほどの人気イベントとなっています。

周辺情報

八食センター周辺には、八戸総合卸センターや八戸卸センター簡易郵便局、メディカルコート八戸西病院などの施設があります。また、八戸市中央卸売市場やはちのへゆーゆらんど 新八温泉などのレジャースポットも近隣に位置しています。

アクセス

八食センターへのアクセスは、バスが便利です。

八戸駅からは、「八食100円バス」が運行しています。
八戸中心街からは、「八食200円以下バス」が運行しています。
* 八戸市営バスも利用可能です。

かつては高速バス「南軽号」が青森自動車道経由で運行されていた時は、弘南バス担当便のみ当センターを経由していました。

八食センターは、八戸の食文化を体験できる活気あふれる市場です。新鮮な食材を味わったり、お土産を探したり、イベントに参加したりと、様々な楽しみ方ができます。八戸を訪れた際には、ぜひ八食センターに足を運んでみてください。

もう一度検索