八鹿町

八鹿町（ようかちょう）

八鹿町は、かつて兵庫県の中北部に位置していた養父郡の町です。2004年（平成16年）4月1日に、養父郡の養父町、大屋町、関宮町との合併により養父市が発足したことに伴い、八鹿町は消滅しました。

地理

八鹿町は、円山川の中流域を占めていました。円山川は町の中心部を北へ流れ、豊かな自然を育んでいました。

主な山:

妙見山(1,139m)

歴史

八鹿町の歴史は、明治時代の町村制施行に遡ります。

1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、養父郡石原村・小佐村・上網場村・九鹿村・下網場村・日畑村・舞狂村・八鹿村の区域をもって八鹿村が発足。
1913年（大正2年）1月1日 - 八鹿村が町制を施行し、八鹿町となりました。
1955年（昭和30年）2月1日 - 養父郡伊佐村・宿南村・高柳村と新設合併し、改めて八鹿町が発足。
2004年（平成16年）4月1日 - 養父郡養父町・大屋町・関宮町と新設合併して養父市が発足。同日八鹿町廃止。

合併後の旧町域地名

合併後、旧八鹿町の地域は「八鹿町」を冠した地名に変更されました。これにより、旧町域の地名は養父市の一部として継承されています。

例：養父郡八鹿町八鹿 → 養父市八鹿町八鹿

行政

町村長

西村淳蔵

交通

八鹿町には、鉄道と道路が整備されており、交通の便は比較的良好でした。

鉄道

西日本旅客鉄道（JR西日本）
山陰本線：八鹿駅

道路

国道
国道9号
国道312号
県道
兵庫県道2号宮津八鹿線
兵庫県道169号八鹿停車場線
兵庫県道267号日影養父線
兵庫県道271号朝倉養父停車場線
兵庫県道272号宮垣八木線

関連項目

兵庫県の廃止市町村一覧

八鹿町は、その短い歴史の中で、周辺の村々との合併や町制施行を経て、地域社会の発展に貢献してきました。2004年の合併により、その名は消滅しましたが、八鹿町の歴史と文化は、養父市の一部として今も息づいています。

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