兵庫県立あわじ花さじき

兵庫県立公園あわじ花さじきは、淡路島の北部に位置する花の公園です。2020年3月5日にリニューアルされ、名称も「あわじ花さじき」から現在の名称に変更されました。この公園は、1998年4月4日に開園し、近畿地方でも有数の花の公園として知られています。

概要

淡路島の北側の丘陵地、標高235mから298mの高原地帯に位置し、甲子園球場の約4倍もの広大な敷地を誇ります。大阪湾を望む絶好のロケーションで、四季折々の花々が咲き誇る景色を楽しむことができます。

沿革

1998年4月4日：開園
2015年3月：淡路花博2015 花みどりフェア開催
2020年3月20日：リニューアルオープン

施設

花さじきテラス館：リニューアルに伴い新設された2階建ての施設です。鉄筋コンクリート造で、延べ面積は1151㎡。1階には地域特産品販売所、トイレ、公園事務所があり、2階にはレストラン、屋上には展望スペースがあります。また、展望スペースは、別棟の展望デッキと空中回廊で繋がっています。

展望デッキ：幅約30mの二段構造の展望台で、高さは約10m。大阪湾を一望できます。以前は老朽化による改修計画がありましたが、2014年に火災で一部焼失。2020年のリニューアルで空中回廊が新設され、花さじきテラス館と繋がりました。

花壇：

天空の花園
歓びの庭

年間を通して約250万株の花が植えられており、春には菜の花、夏にはクレオメやヒマワリ、秋にはコスモスが見頃を迎えます。特に菜の花は名所として知られ、早咲きから遅咲きまで様々な品種が栽培され、広大な花畑が楽しめます。

主な花の種類：

菜の花
ポピー
バーベナ
クレオメ
ヒマワリ
ブルーサルビア
ソバ
コスモス
ストック
キンギョソウ

祭事・催事

菜の花まつり
ポピーまつり
コスモスまつり

来場者数

2013年：約7万2000人
2019年：約76万人

アクセス

公共交通機関：

JR山陽本線舞子駅、山陽電鉄本線舞子公園駅に隣接する高速舞子バス停から高速バスで「東浦バスターミナル」下車後、タクシーで約10分。
岩屋港、淡路ICから淡路市生活観光バス路線10（北部観光周遊回り）系統に乗車し、「あわじ花さじき」下車すぐ。

自動車：

神戸方面から：淡路IC前交差点を直進、県道157号沿いに南へ約12分（約7km）。
南方面から：東浦ICより約10分（約4km）。

料金・休園日・開園時間

入園料：無料
駐車場：有料（2020年3月5日から）
普通車：200円/回
大型車（7m以上）：1,600円/回
開園時間：9時から17時（最終入園16時30分）
休園日：12月29日から翌年1月3日まで

兵庫県立公園あわじ花さじきは、美しい花々と大阪湾の絶景が楽しめる魅力的な公園です。四季折々の花々を愛でながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。

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