兵庫県立阪神昆陽高等学校

兵庫県立阪神昆陽高等学校の概要

兵庫県立阪神昆陽高等学校は、兵庫県伊丹市に位置する県立の高等学校です。この学校は特別支援学校と共同で運営されており、豊かな教育環境を提供しています。両校は同じ敷地内にあり、教育設備や資源を共有することで相互の交流を深めています。また、校長は両校を兼任しており、特別支援学校には副校長が存在します。さらに、校訓や校章、校歌、制服は共通のものが使用されています。

開校の経緯

阪神昆陽高等学校は、2005年に兵庫県立武庫工業高等学校との統廃合により閉校となった兵庫県立武庫荘高等学校の跡地に設立されました。学校の敷地の約90%は伊丹市に属していますが、旧武庫荘高校の正門は尼崎市内に位置していました。そのため、阪神昆陽高校は事務室の位置を所在地としているため、現在は伊丹市池尻7丁目が所在地として扱われています。

設置されている学科

この学校では、普通科（多部制定時制）が設置されています。特に重要な点は、特別支援学校との一体運営が強調されていることです。両校の生徒は、授業などの活動を通じて交流を図る機会が設けられています。さらに、本校の特別な学校設定科目として「ノーマライゼーション」があり、すべての生徒がインクルーシブな教育を受けることができるよう配慮されています。

沿革

兵庫県立阪神昆陽高等学校の沿革は以下の通りです。

• - 2008年10月15日 - 阪神地域における多部制単位制高等学校の設置が発表されました。
• - 2011年3月24日 - 「阪神地域の新しい多部制単位制高等学校及び高等特別支援学校の実施計画」が公表されました。
• - 2011年4月1日 - 開設準備室が設置され、具体的な開校準備が開始されました。
• - 2011年6月27日 - 学校名が「兵庫県立阪神昆陽高等学校」として記者発表されました。
• - 2012年1月1日 - 兵庫県立阪神昆陽高等学校が正式に設置され、開校準備室が伊丹市池尻に設けられました。
• - 2012年4月9日 - 開校式と入学式が挙行され、新しい学校生活がスタートしました。

まとめ

兵庫県立阪神昆陽高等学校は、独自の教育形態を持つ学校として、特別支援学校との連携を大切にしながら、多面的な教育を実現しています。今後も地域社会に根ざし、多くの生徒に支えられる教育機関として成長していくことが期待されています。

もう一度検索