兵庫県道123号生穂育波線

兵庫県道123号生穂育波線

兵庫県道123号生穂育波線は、兵庫県淡路市内に位置する一般県道です。淡路市生穂地区を起点とし、市の北西部に位置する育波地区に至る、総延長10.8キロメートルを結ぶ重要な生活道路の一つです。

概要

本路線は、淡路市生穂にある生穂西交差点（国道28号との交点）を起点として西へ進み、淡路市育波の育波橋交差点（兵庫県道31号福良江井岩屋線との交点）を終点とします。淡路島の津名地区と北淡地区南部を結ぶ形で走行しています。

路線の途中、特に淡路市長澤地区から生田畑地区にかけては、道路の幅員が狭くなる区間が存在します。このため、大型車両などの通行には注意が必要です。この狭隘区間の前後には、車両の「最大幅」を示す標識が設置されています。具体的には、生田畑方面へ向かう場合は淡路市道長沢中央線との交差点付近に、長澤方面へ向かう場合は淡路市道りくゑ線との交差点付近に標識が確認できます。

また、淡路市野田尾地区から生田畑地区にかけての区間は、災害発生時などに通行規制が実施される可能性がある事前通行規制区間に指定されています。

歴史

現在の「生穂育波線」という路線名称は、比較的新しいものです。2005年（平成17年）4月1日に旧津名町、旧淡路町、旧北淡町、旧一宮町、旧東浦町の合併により淡路市が発足したことに伴い、翌年の2006年（平成18年）4月1日付の兵庫県告示第418号の2により、それまでの路線名であった「兵庫県道123号津名北淡線」から現在の名称に変更されました。

交通

本路線の一部区間は、緊急輸送道路としても指定されています。具体的には、神戸淡路鳴門自動車道の北淡インターチェンジから終点である育波橋交差点までの区間が、災害時における緊急車両の通行等を確保するための重要な道路として位置づけられています。

地理

路線は、兵庫県淡路市のみを通過します。

交差する主な道路

• - 国道28号（起点：生穂西交差点）
• - 兵庫県道31号福良江井岩屋線（終点：育波橋交差点）

沿線

沿線には、地域の生活や教育、観光に関わる様々な施設が見られます。

• - 淡路市立津名東小学校
• - あわじ花の歳時記園
• - 長澤納豆店
• - そばカフェ生田村
• - AIE国際高等学校生田キャンパス

これらの施設は、本路線が地域の暮らしに密着した役割を果たしていることを示しています。

本路線に関連する事項としては、兵庫県の県道全体に関する一覧が挙げられます。

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