兵庫県道218号西田原姫路線

兵庫県道218号西田原姫路線

兵庫県道218号西田原姫路線（ひょうごけんどう218ごう にしたわらひめじせん）は、兵庫県の中部に位置する神崎郡福崎町と、県南部の主要都市である姫路市を結ぶ一般県道です。この路線は、地域住民の日常生活における移動や、地域間の連絡において重要な役割を担っています。神崎郡福崎町を起点とし、主に南方向へ延びて姫路市に入り、最終的には姫路市街地北部で主要国道に接続します。

路線の概要

本路線は、神崎郡福崎町西田原に端を発し、およそ12.9キロメートルにわたって延びています。路線の大部分は姫路市内を通過し、最終的に姫路市野里地区でその終点を迎えます。県北部の自然豊かな地域から、姫路市の市街地に近いエリアへと至る間に、多様な景観や地域性を内包しています。

路線データ

本路線に関する具体的なデータは以下の通りです。

起点: 神崎郡福崎町西田原
起点となるのは、福崎町西田原に位置する田尻交差点です。この地点で主要地方道である兵庫県道23号三木宍粟線と接続しており、県道23号から分岐する形で兵庫県道218号が始まります。
終点: 姫路市野里
本路線の終点は、姫路市野里地区にある大日町北交差点です。ここでは主要幹線道路である国道312号と接続しており、路線はここで終了となります。
総延長: 12.894 km
路線の総延長は約12.9キロメートルとなっています。この長さは、福崎町と姫路市北部を結ぶ地域幹線道路として、適切な規模と言えるでしょう。

路線状況

本路線には、経路の一部で他の主要道路と重複する区間が存在します。特に、姫路市内では国道312号と重複する区間があります。

重複区間: 国道312号
重複区間は、姫路市砥堀の生野橋西交差点から始まり、姫路市西中島の西中島交差点までの区間です。この区間を通過する際は、国道312号として案内されることになります。

道路施設

本路線沿いには、いくつかの重要な道路施設、特に橋梁が設置されています。これらの橋は、沿線に流れる河川を渡るために不可欠な構造物です。

主な橋梁:
馬橋（まばし）: 姫路市内を流れる平田川に架けられています。
藪田橋（やぶたばし）: 同じく姫路市内を流れる神谷川を渡ります。
生野橋（いくのばし）: 姫路市内を流れる市川に架けられています。この橋は、国道312号との重複区間の一部にも含まれています。

これらの橋梁は、路線の連続性を保ち、円滑な交通を支える上で重要な役割を果たしています。

地理

通過する自治体

兵庫県道218号西田原姫路線が通過する自治体は以下の通りです。

神崎郡福崎町
姫路市

この路線は、福崎町の南端部から姫路市の北部を経て市街地に近いエリアへと、二つの自治体をまたいでいます。

交差する主な道路

本路線と直接接続したり、近傍を通過したりする主な道路は以下の通りです。

兵庫県道23号三木宍粟線（起点：神崎郡福崎町西田原、田尻交差点）
本路線の起点で接続する主要地方道です。
E95 播但連絡道路
沿線には播但連絡道路の福崎北ランプがあり、高速道路網へのアクセスが可能です。
国道312号（重複区間起点：姫路市砥堀、生野橋西交差点）
姫路市内で重複する国道です。
国道312号（重複区間終点：姫路市西中島、西中島交差点）
重複区間の終点です。
国道312号（終点：姫路市野里、大日町北交差点）
本路線の終点で接続する主要国道です。

沿線施設

本路線沿いには、地域住民の生活に関連するいくつかの施設が見られます。

E95 播但連絡道路 8 福崎北ランプ
福崎町における播但連絡道路への主要な出入口の一つです。
福崎町立福崎東中学校
福崎町内の教育機関です。
姫路市立水上小学校
姫路市内の教育機関です。

これらの施設は、この県道が地域住民の通勤・通学などの日常的な移動経路としても利用されていることを示唆しています。

まとめ

兵庫県道218号西田原姫路線は、福崎町と姫路市北部を結ぶ全長約12.9キロメートルの一般県道です。起点である福崎町西田原の田尻交差点で県道23号から分岐し、南へ進みます。途中、姫路市内では国道312号との重複区間を経て、最終的に姫路市野里の大日町北交差点で国道312号に接続し終点となります。沿線には播但連絡道路のインターチェンジや学校などがあり、地域住民の生活を支える重要な生活道路、および地域間の連絡路としての役割を担っています。複数の河川を渡るための橋梁も路線の円滑な通行に貢献しています。

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