兵庫県道276号檜倉山東線

兵庫県道276号檜倉山東線

概要

兵庫県道276号檜倉山東線（ひょうごけんどうにひゃくななじゅうろくごうひのくらさんとうせん）は、兵庫県中部に位置する丹波市から、その北隣にあたる朝来市までを結ぶ一般県道として指定されています。

この道路は、丹波市北部の山間地域である青垣町檜倉地区を起点とし、北西方向へ進んで朝来市南部の山東町大月地区を終点としています。

路線データ

本路線の具体的な情報は以下の通りです。

起点: 丹波市青垣町檜倉
ここでは、国道427号と接続しています。
終点: 朝来市山東町大月
大月西交差点にて、兵庫県道136号浅野山東線に接続し、路線の役割を終えます。
総延長: 15.536キロメートル

地理

通過する自治体

本県道が経由する自治体は、起点側の丹波市と、終点側の朝来市の二つです。

交差する道路

主要な交差道路としては、以下のものが挙げられます。

国道427号（丹波市、起点）
兵庫県道136号浅野山東線（朝来市、終点）

沿線

路線の周辺には、いくつかの特徴的な地理的要素や施設が見られます。

加古川: 兵庫県南部を流れる一級河川である加古川の源流に近いエリアを通過する区間が存在します。
与布土ダム: 加古川上流に建設された多目的ダムである与布土ダムの周辺を経由します。ダム湖とその周辺の自然は、沿線の景観要素の一つとなっています。
道の駅但馬のまほろば: 終点付近には、地域情報の発信や休憩施設、特産品の販売などを行う道の駅但馬のまほろばがあります。この施設は地域住民や観光客にとっての拠点として機能しています。

特徴

兵庫県道276号檜倉山東線は、丹波地域と但馬地域を結ぶルートの一つであり、山間部を縫うように進む区間が多く含まれます。起点の丹波市青垣町は、丹波市の北部、京都府との県境にも近い自然豊かな地域です。一方、終点の朝来市山東町は、南但馬の中心である和田山町に隣接し、比較的開けた地域も含まれます。

路線は、加古川の源流域の地形に沿って進む部分があり、沿線に与布土ダムという大きな構造物が見られるのも特徴です。また、終点近くにある道の駅但馬のまほろばは、周辺の交通の要衝に位置しており、路線利用者にとっても便利な施設となっています。

総延長は約15.5キロメートルと比較的短いながらも、丹波市北部の山間部と朝来市南部の地域を結び、沿線の自然景観や地域施設へのアクセスを提供する役割を担っています。起点では国道に、終点では別の県道に接続しており、周辺の道路ネットワークの一部として機能しています。

関連項目

* 兵庫県の県道一覧

本記事は、兵庫県道276号檜倉山東線に関する基本的な情報を提供することを目的としています。より詳細な情報や通行状況については、関連機関の発表をご確認ください。

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