内田啓介

内田啓介（うちだ けいすけ）は、1992年2月22日生まれの元ラグビーユニオン選手です。滋賀県出身で、スクラムハーフ（SH）を主なポジションとして活躍しました。身長179cm、体重86kgという体格で、その高い運動能力と的確な判断力を活かし、数々の試合でチームを勝利に導きました。

選手としてのキャリア

内田選手は、小学2年生からラグビーを始めました。その才能は早くから開花し、2009年には伏見工業高校の代表として高校日本代表に選出されています。2010年には筑波大学に入学し、ラグビー部で更なる成長を遂げました。2012年には日本代表として初キャップを獲得し、2013年には筑波大学ラグビー部の主将も務めました。

2014年、大学卒業後にパナソニック ワイルドナイツ（現・埼玉パナソニックワイルドナイツ）へ加入し、トップリーグでのキャリアをスタートさせました。同年8月22日には、東芝ブレイブルーパス戦で公式戦初出場を果たし、以降チームの中心選手として活躍しました。2015年には、ラグビーワールドカップ2015のバックアップメンバーに選出されています。2016年12月には、スーパーラグビーサンウルブズの2017年スコッドにも選ばれ、国内外でその実力を示しました。2019年にはタスマンに加入し、海外でのプレーも経験しました。

引退とその後

2023年12月23日、リーグワン2023-24シーズン中に公式戦100試合出場を達成し、その試合会場で表彰されました。その際、当シーズン限りでの引退を発表し、多くのファンに惜しまれながらも現役を退くことを決意しました。2024年5月26日には、リーグワン2023-24シーズン決勝戦への出場を最後に、現役生活に別れを告げました。

引退後の2024年7月10日、埼玉パナソニックワイルドナイツのアシスタント広報に就任し、チームを支える新たな役割を担っています。選手としての経験を活かし、チームとファンの架け橋となる活動が期待されています。

人物像とプレースタイル

内田選手は、そのニックネームである「ウッチー」としても親しまれ、明るい人柄で多くの人々に愛されています。フィールド上では、常に冷静な判断力と高いパススキルでチームを牽引し、スクラムハーフとしてだけでなく、チーム全体の司令塔としても重要な役割を果たしました。また、持ち前の運動能力を活かしたアグレッシブなプレーも魅力の一つです。

関連人物

芦谷勇帆: 伏見工業高校時代の同級生。
嶋田直人: 伏見工業高校時代の同級生。
大川創太郎: 筑波大学時代の同級生。
片桐康策: 筑波大学時代の同級生。
下釜優次: 筑波大学時代の同級生。

外部リンク

ヒト・コミュニケーションズサンウルブズ PLAYERS & STAFF
内田啓介 (@black9kei) - X（旧Twitter）
内田啓介 (@uchida9kei) - Instagram
筑波大学ラグビー部 内田 啓介
Keisuke Uchida Rugby Union



内田啓介は、その卓越したラグビーの才能と、常に前向きな姿勢で、多くのファンに感動と勇気を与え続けてきました。今後の活躍にも注目が集まります。

もう一度検索