内田明理

内田明理（うちだ あかり）は、1969年生まれの男性ゲームデザイナーです。株式会社ユークスに所属しており、以前は株式会社コナミデジタルエンタテインメントで、数々の人気ゲームを手掛けていました。特に「ラブプラス」シリーズのシニアプロデューサーとしての活躍が知られています。

経歴

1993年にコナミに入社し、キャリアをスタートしました。当初は知育玩具「グラフィックコンピュータ・ピクノ」のソフトウェア開発やゲームプログラマーとして活動。その後、ディレクターへと転身し、数々のゲーム開発をリードしました。

特に「ときめきメモリアル Girl's Side」シリーズや「ラブプラス」シリーズの開発では、中心的な役割を担い、多くのファンから愛される作品を生み出しました。「ラブプラス」シリーズのファンからは、親しみを込めて「お義父さん（おとうさん）」と呼ばれており、「Girl's Side」シリーズのファンからは「内P」の愛称で親しまれています。

2010年12月23日には、コナミデジタルエンタテインメント内に社内プロダクション「ラブプラスプロダクション」を立ち上げ、プロデューサーとして活躍しました。しかし、2015年3月15日にコナミデジタルエンタテインメントを退社。同時に「ラブプラスプロダクション」も解散することになりました。その後、「ランブルローズ」シリーズでの縁から、株式会社ユークスに入社しています。

主な作品

内田明理は、プログラマー、ディレクター、プロデューサーとして、多くのゲーム開発に携わってきました。以下に代表的な作品をまとめます。

プログラマーとして
がんばれゴエモン〜宇宙海賊アコギング〜（1996年3月22日、PS）
ハイパーオリンピック イン ナガノ（1997年12月18日、PS）
Dance Dance Revolution（1999年4月10日、PS）
ときめきメモリアル Girl's Sideシリーズ
ときめきメモリアル Girl's Side（2002年6月20日、PS2）：企画原案・脚本、ディレクター
ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss（2006年8月3日、PS2）：企画原案、シナリオ監修、プロデューサー
ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love（2007年3月15日、DS）
ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season（2008年2月14日、DS）：プロデューサーほか
ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love Plus（2009年3月12日、DS）：プロデューサーほか
ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story（2010年6月24日、DS）：企画、シナリオ、プロデューサー
ときめきメモリアル Girl's Side Premium 〜3rd Story〜（2012年3月15日、PSP）：企画、シナリオ、シニアプロデューサー
ランブルローズシリーズ
ランブルローズ（2005年2月17日、PS2）：ゼネラルプロデューサー
ランブルローズXX（2006年3月30日、Xbox 360）：トータルプロデューサー
とんがりボウシシリーズ
とんがりボウシと魔法の365にち（2008年11月13日、DS）
とんがりボウシと魔法のお店（2010年11月11日、DS）
とんがりボウシとおしゃれな魔法使い（2011年12月10日、DS）
とんがりボウシと魔法の町（2012年12月20日、3DS）
ラブプラスシリーズ
ラブプラス（2009年9月3日、DS）：プロデューサー、シナリオ
ラブプラス+（2010年6月24日、DS）：プロデューサー、シナリオ
NEWラブプラス（2012年2月14日、3DS）：シニアプロデューサー、シナリオ
ラブプラス コレクション（2013年4月8日、GREE: iOS, Android）
NEWラブプラス+（2014年3月27日、3DS）：シニアプロデューサー、シナリオ
スマートフォンアプリ
ときめきレストラン☆☆☆（2013年3月14日、iOS／Android）：シニアプロデューサー

これらの作品から、内田明理が様々なジャンルのゲーム開発に携わってきたことがわかります。特に恋愛シミュレーションゲームの開発において、その才能を遺憾なく発揮しています。

関連人物

内田明理が関わった作品には、以下の人物が関係しています。

斎藤幹雄
石原明広
箕星太朗

外部リンク

内田明理 (@Akari_uchida) - X（旧Twitter）

内田明理は、ゲーム業界において、その才能と情熱で多くのファンを魅了し続けています。今後の活躍にも期待が高まります。

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