内田靖人

内田 靖人（うちだ やすひと）

内田靖人は、1995年5月30日に福島県いわき市で生まれた元プロ野球選手です。主に内野手として楽天ゴールデンイーグルスで活躍し、現在はエイジェック硬式野球部に所属しています。彼は右投右打の選手で、特に長打力を武器としています。

経歴

プロ入り前

内田は小学校2年生で野球を始め、その後中学時代にはいわき松風クラブで4番打者として活躍しました。常総学院高校へ進学後、捕手として初めはプレーしましたが、持ち味である打撃で三塁手として出場することが増えていきました。特に3年時には、全国高等学校野球選手権大会で通算打率.345、2本塁打を記録し、さらに秋のAAA世界野球選手権大会では日本代表として準優勝に貢献しました。

2013年のNPBドラフトで楽天から指名を受け、プロ生活がスタート。契約金6000万円、年俸600万円で入団し、背番号は8でした。

楽天時代

内田は入団後、当初の位置づけとしては捕手でしたが、二軍監督の方針により三塁手としての経験を積むこととなりました。2014年シーズン中に一軍デビューを果たし、その後も着実に成長を遂げていきました。2016年には一軍での初本塁打を記録し、打撃成績も安定し始めます。特に2018年には、自己最高の打率.386を記録し、初めての開幕一軍入りを果たしました。

2019年は一時二軍生活を強いられましたが、最終的には14本塁打を記録し、成長を実感できるシーズンを送ります。さらに、2020年のシーズンでは、初の満塁本塁打を放つなど活躍を見せました。ただ、2022年シーズンは出場機会が限られ、10月に戦力外通告を受けます。

社会人時代

2023年にはエイジェックで現役を続けることが発表され、新たな挑戦を始めました。背番号は66で、再び野球に情熱を燃やしています。

選手としての特徴・人物

内田はその長打力から「和製大砲」と呼ばれ、多くのファンに支持されています。愛称としては「ウッチー」や「ヤス」と呼ばれ、特に「ゴリラ」というニックネームに対しては冗談交じりに反応するのが特徴です。

彼のプレースタイルは思い切りの良いスイングと、意表を突くような打撃センスが魅力です。プロでの成績はあまり振るわなかった時期もありましたが、着実に経験を積んで、結果を出してきました。

これからの内田の成長と活躍が期待される中、社会人野球においても新たな歴史を刻んでいくことでしょう。

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