内閣府特命担当大臣(個人情報保護委員会担当)とは
内閣府特命担当大臣(個人情報保護委員会担当)は、日本の
内閣府に設置されていた
国務大臣の一つです。
内閣府に置かれる特命担当大臣は、特定の政策課題を担当するために設けられますが、その中でも個人情報保護委員会担当大臣は、個人情報保護に関する行政を担っていました。
概要
この大臣は、主に
内閣府の
外局である個人情報保護委員会を所管していました。個人情報保護委員会は、個人情報の保護に関する政策を企画・立案し、その適切な運用を監督する役割を担っています。2021年
9月1日に
デジタル庁が発足するまでは、マイナンバー制度に関する業務も担当していましたが、
デジタル庁の発足に伴い、マイナンバー制度関連業務は
デジタル庁に移管されました。
その後、個人情報保護委員会を所管する大臣として、この
内閣府特命担当大臣(個人情報保護委員会担当)が設置されましたが、2021年
10月4日に発足した
岸田内閣によって廃止されました。この短期間での廃止は、行政組織の再編と効率化を図るための一環と見られています。
現在、個人情報保護委員会の所管は、別の
内閣府特命担当大臣(規制改革担当)が担っています。
内閣府特命担当大臣は、その時々の政策課題に応じて柔軟に設置・廃止されることがあり、その役職名も
政権によって変動します。
内閣府設置法で必置とされているのは、防災、沖縄及び北方対策、金融、消費者及び食品安全、少子化対策の5大臣のみで、他の特命担当大臣は必要に応じて設置されます。
沿革
2021年
9月1日:
デジタル庁発足に伴い、
内閣府特命担当大臣(個人情報保護委員会担当)が設置されました。
2021年
10月4日:
岸田内閣の発足により、
内閣府特命担当大臣(個人情報保護委員会担当)は廃止されました。
歴代大臣
この大臣職は短期間で廃止されたため、歴代大臣は存在しません。
脚注
内閣府特命担当大臣は、
内閣府設置法に基づき、特定の政策課題を担当する大臣として設置されます。
その設置や所管業務は、その時々の行政ニーズに応じて柔軟に決定されるため、変動があります。
関連項目
個人情報保護委員会
外部リンク
内閣府ホームページ:
内閣府の公式サイトです。
大臣・副大臣・大臣政務官 - 内閣府:
内閣府特命担当大臣らを紹介する
内閣府のページです。
個人情報保護委員会: 個人情報保護委員会の公式サイトです。