出雲綾

出雲 綾 (いずも あや)

日本の女優、歌手であり、元宝塚歌劇団月組の女役を務めた出雲綾さん。彼女は7月8日生まれで、愛称は「たき」です。兵庫県宝塚市出身で、県立宝塚高等学校を卒業しました。身長は160cmです。

来歴

出雲綾さんは1981年に宝塚音楽学校に入学し、1983年に69期生として宝塚歌劇団に入団しました。彼女の初舞台は月組公演の「春の踊り／ムーンライト・ロマンス」であり、その後、星組に配属されました。
1998年1月1日付で新たに設立された宙組に組替えされ、初代副組長に就任。その3年後の2002年には宙組の組長となり、2005年には専科へ異動。さらに、2006年には月組に移動し、月組の組長として活躍しました。
2008年7月6日には、彩乃かなみさんの退団公演「ME AND MY GIRL」の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団しました。
退団後は、2011年から2014年まで劇団四季での活動も行い、その後も舞台を中心に精力的に活動を続けています。

人物

出雲さんの母は元宝塚歌劇団の白菊八千代です。在団中は、清楚な貴婦人の役柄から、敵役まで多種多様なキャラクターを演じることから、実力派女優として高く評価されました。また、抜群の歌唱力を持ち、実際に本公演で10回もエトワールを務めました。

主な舞台

出雲綾さんの宝塚歌劇団における主な舞台は以下の通りです。

• - 初舞台

1983年「春の踊り／ムーンライト・ロマンス」(月組)

• - 星組時代

1985年『西海に花散れど』(新人公演)
1989年『ベルサイユのばら』(カロンヌ子爵夫人)

• - 宙組時代

1998年『夢幻宝寿頌』
1999年『エリザベート』(ゾフィ)

• - 専科時代

2006年『ファントム』(カルロッタ)

• - 月組時代

2008年『ME AND MY GIRL』(マリア)
出雲さんは数々の名作に出演し、その才能を高く発揮しました。特に彼女の歌声は観客を魅了し、多くの舞台でエトワールを勤める機会が多くありました。

宝塚歌劇団退団後の活動

退団後も活躍を続ける出雲綾さんは、様々な舞台に出演しています。
主な活動には次のようなものがあります。

• - ブロードウェイミュージカルショー「SHOWTUNE」 (2008年)
• - 舞台「シェルブールの雨傘」(2009年)
• - 劇団四季「マンマ・ミーア!」 (2011-2012年)
• - ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」(2015年)
• - 「王家の紋章」(2021年)

出雲綾さんは、宝塚歌劇団の時代に培った演技力と歌唱力を活かし、今後も多彩な役柄で観客を楽しませてくれることでしょう。彼女のさらなる活躍に期待が寄せられています。

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