初芝立命館中学校・高等学校

初芝立命館中学校・高等学校

初芝立命館中学校・高等学校（はつしばりつめいかんちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、大阪府堺市東区西野にある私立の中学・高等学校で、学校法人大阪初芝学園が運営しています。この教育機関は、1937年に初芝商業学校として創立されましたが、2011年に現在の校舎に移転し、教育方針の充実を図っています。

概要

本校は、2009年度から立命館大学と提携し、中高一貫教育を実施しています。校名もそれに伴い初芝立命館中学校・高等学校に変更され、通称「初立（はつりつ）」と呼ばれています。2025年度には運営母体の名称が「学校法人利晶学園」に改められるほか、校名も「利晶学園大阪立命館中学校・高等学校」に変更される予定です。

沿革

初芝立命館の歴史は、1937年に開校された大阪初芝商業学校にさかのぼります。1948年には新制高校として初芝高等学校に改称され、普通科と商業科が設置されました。その後、1975年と1968年にはそれぞれ第47回選抜高校野球大会と全国高等学校サッカー選手権大会に出場し、成果をあげました。

1998年には初芝中学校が設立され、その後2003年には高等学校から独立。2009年度には立命館大学との教育提携を背景に、「立命館コース」と「グローバルコース」が設置された普通科へと再編されました。

主な歴史的出来事

• - 1937年4月 - 大阪初芝商業学校として開校。
• - 1948年4月 - 初芝高等学校に改称。
• - 1968年1月 - 全国高等学校サッカー選手権大会優勝。
• - 2009年4月 - 中高一貫教育を開始し校名を改称。
• - 2011年4月 - 高等学校を北野田キャンパスへ移転。

クラブ活動

校内では多様なクラブ活動が盛んで、特にサッカー部や野球部は全国大会での成績を残しており、著名な出身者も輩出しています。例えば、サッカー部は1968年の全国高等学校サッカー選手権大会で優勝し、なぎなた部は全国大会で3度の優勝を果たしています。最近ではダンス部が全国大会で優勝を果たしました。サッカーや野球を中心に、身体を使った活動を重視する傾向があり、多くの学生がスポーツを通じて成長を図っています。

著名な出身者

本校は数多くの著名人を輩出しています。作家の新橋遊吉、政治家の松岡徹、お笑いタレントの前田五郎、そして多くのスポーツ選手などがその一例です。このような先輩たちの存在は、在校生にとっての励みとなっています。

まとめ

初芝立命館中学校・高等学校は、伝統的な教育に加え、現代のニーズに応じた多様なコースを提供する教育機関です。立命館大学との結びつきによって、進学や国際的な視野を広げる機会も大いにあります。今後も地域社会や教育界に貢献し続けることでしょう。

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