別府市消防本部

別府市消防本部の概要と歴史

概要

別府市消防本部は、大分県別府市に所在する消防部門であり、別府市全域を管轄しています。消防本部の所在地は上野口町19-27で、約125.15平方キロメートルの管轄区域を持っています。職員数は151人で、消防署が1カ所、出張所が3カ所存在します。主な消防機器には、普通消防ポンプ自動車が6台、水槽付消防ポンプ自動車が4台、はしご付消防自動車が2台、化学消防自動車1台、救急自動車が5台、救助工作車が1台などがあり、これらの機材で市民の安全を守っています。

沿革

別府市消防本部の歴史は1937年に始まり、初めての常備消防部が設置されました。1939年には消防組の名称が「別府市警防団」に改称され、1947年には再び「別府市消防団」となりました。1948年には消防本部と消防署が設置され、常備消防部が廃止されました。1949年には亀川派出所が開設され、1958年には新しい庁舎が完成し移転しました。

1960年代には派出所の開設が進められ、1964年からは消防署が救急業務を開始しました。1970年代には新たなはしご付消防自動車が導入され、1974年には派出所が出張所に改名されました。1989年からは扇山出張所で救急業務が開始され、1993年には化学消防自動車と新たな出張所が加わりました。1997年には高規格救急自動車が導入され、消防設備の充実が図られました。

2001年から2005年にかけてさらに高規格救急自動車の配備が進められ、特に2005年には消防本部の公式Webサイトが開設され、情報提供の強化が図られました。そして、2024年7月には通信指令業務が大分市消防局の「おおいた消防指令センター」に移管されることとなりました。

組織構成

別府市消防本部は、庶務課と予防課を有し、その下に消防署が位置しています。消防署では、多岐にわたる業務を行い、市民の安全確保に取り組んでいます。各出張所も、地域に密着したサービスを提供し、火災や災害に速やかに対応できる体制を整えています。

まとめ

別府市消防本部は、地域の安全を守るために多くの努力と歴史を重ね、常に市民のニーズに応える体制を構築しています。これからもその役割は重要でなくてはならず、消防設備の充実や業務の効率化が期待されています。

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