前田治一郎

前田治一郎

前田治一郎（1911年2月19日 - 1996年12月1日）は、日本の政治家、実業家。
衆議院議員を2期務めた。

経歴

兵庫県出身。

実業家として、1954年に実業信用組合（後に大阪信用組合に吸収合併）の創立に関わり、全国信用組合連合理事も務めた。地域金融の発展に尽力した。

政治家としては、大阪府議会議員に当選し、1963年には府議会議長に就任。府政の発展に貢献した。

1972年の第33回衆議院議員総選挙では、旧大阪2区から自由民主党公認で出馬し、初当選。衆議院議員として2期連続で務めた。国政においては、中小企業対策や地域振興に力を注いだ。

1979年の総選挙で落選し、政界を引退。

娘婿は衆議院議員の前田正。

参考文献

* 『朝日年鑑〈1973年版〉』朝日新聞社、1973年。

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