創美企画

株式会社創美企画の概要と沿革

株式会社創美企画（英名：SOHBI CORPORATION）は、かつて東京都千代田区に本社を構えていた日本の広告および映像制作企業です。1965年に営業を開始し、長い歴史を持つこの会社は、広告企画制作から広告代理業務まで幅広いサービスを展開していました。特に、ソフト事業として設立された株式会社ビデオボックスは、後に株式会社創美映像へと改称し、レーザーディスクの販売元として日本国内での影響力を持つ企業となりました。

沿革

創美企画は、1965年1月に東京都千代田区富士見町で5名の社員と150万円の資本金で営業を開始しました。年内には新宿区に移転し、その後も移転を重ねながら事業を拡大していきます。1971年には資本金を1,000万円に増資し、1974年には日本広告制作協会の設立に参加しました。

その後も移転を続け、1978年にはさらに資本金を5,200万円に増資しました。特に注目すべきは1983年のこと、ビデオソフト制作を目的とした株式会社ビデオボックスを設立し、全国に7つの支店を設けた点です。1987年にビデオボックスが株式会社創美映像に社名変更された後も、企業の成長は続きました。

1988年には、創美映像を統合し、事業部制を導入しました。1990年には、資本金を1億9,000万円に再度増資し、ソフト事業の強化を図りましたが、1993年にはこの事業をバンダイグループへ譲渡しました。

2011年、創美企画は株式会社ADKインターナショナルと合併し、その後は銀座オフィスとして営業を続けました。さらに2013年にはADKインターナショナルが東京都中央区に移転し、業務を統合しました。

計画・事業内容

創美企画では、広告業務を中心に様々なビジネスを展開しており、特に映像ソフトの制作と販売に力を入れていました。1980年代には、レーザーディスクの流通において日本最大規模となり、多くの他社作品の販売も手がけました。1990年からはavex traxの販売業務を1年間受託し、その業績をさらに伸ばします。

関連企業

創美企画の成長に伴い、アサツー ディ・ケイやパイオニアなどの企業とも関係を持っていました。これらの企業との提携により、広告およびコンテンツ制作におけるシナジー効果をもたらしました。

最後に

株式会社創美企画は、その広告事業及び映像制作の歴史を通じて、日本のメディア業界に多大な影響を与えてきました。現在は解散していますが、当時の業務や事業内容は今も多くの人々に記憶されています。

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