劇団さまぁ~ず
『劇団さまぁ~ず』は、
2018年10月31日から動画配信サービス
GYAO!で配信されたバラエティ番組です。さまぁ~ずの2人が、全くのゼロから演劇を作り上げる過程をドキュメンタリータッチで描いています。
概要
番組では、さまぁ~ずの2人が毎週のように劇団員を募集し、面接やオーディションを実施。出演者、テーマソング、劇で使用する小道具など、演劇に必要なあらゆる要素をオーディションで決定していく様子を配信しました。
配信は
2018年10月31日から始まり、当初は全12回、各回15分の予定でしたが、好評につき全24回まで延長されました。劇団員はプロ・アマ、国籍、性別、年齢を問わず広く募集され、多くの応募者の中から選ばれた個性的なメンバーが参加しています。
配信プラットフォームは
GYAO!のほか、
Yahoo! JAPANのトップページでも配信されました。番組の前半は一次審査として、応募者の特技披露や規定演技を収めた動画を審査。後半は二次審査として、さまぁ~ずやスタッフが選出した応募者をスタジオに招き、面談や追加の審査を実施しました。
2019年3月26日には本番公演が行われ、その模様は同年4月24日と
5月1日に配信され、番組は完結しました。
あらすじ
番組の企画は、さまぁ~ずの「コントではなく演劇をやってみたい」という発想からスタート。演劇の題材は『
桃太郎』に決定しましたが、出演者はもちろんのこと、台本や演出など、演劇に関する全てが未定という状態から始まりました。
台本は、普段ネタを書かない
三村マサカズが担当することになり、セリフ量を減らすために「面白い出演者」を集めるという方針に。しかし、劇団員募集には、さまぁ~ずの所属事務所である
ホリプロからの応募が殺到。さらに、さまぁ~ずのマネージャーの娘など、関係者からの応募も多く、急遽「コネッ子」枠が設けられるなど、予想外の展開が繰り広げられます。
公演1ヶ月前には、脚本執筆のために1時間の会議が行われましたが、その後に7時間も飲みに行ってしまったことから、三村は脚本と演出を降板。スタッフが三村のアイデアを元に脚本を書き直すことになり、本番1週間前にようやく台本が完成するという波乱の展開となりました。
出演者
レギュラー
さまぁ~ず
大竹一樹:劇中では長老役。吹き出しは下段青。
三村マサカズ:劇中ではおばあさん役と18歳以降の桃太郎役(2役)。吹き出しは下段赤。
スタッフ、オーディション出演者の吹き出しは下段緑。発声されていないテロップは上段黄色で表示。
劇団合格者
あすきょう(永山飛鳥、永山杏佳):女性看護師役
ナンシー:鬼H役
野口美穂(
みほとけ):村人B役
わちみなみ:村人・浜谷わち(旧姓犬)役
西原愛夏(歯科衛生士アイドル):鬼D役
蓑原舞香(ぼん):猪八戒役
神谷はつき:素敵なお店の女性役
鬼木大地:いじめっこA役
村木成海:いじめっこB役
吉本伊吹:踊り担当
野々原歩子(木梨の貝。推薦枠):洗濯機役
マツモトクラブ:講談師、桃太郎の同僚の松本役(2役)
かねきよ勝則(
新宿カウボーイ):鬼A役
櫻井美代子:医者役
隅田杏花、堀口紗奈(
劇団4ドル50セント):鬼CおよびB役
遠藤美穏:桃から生まれた赤ん坊役
眞島優:鬼F役
奥森皐月:桃太郎の娘・さつき役
久保田杏奈:村人C、鬼G役(2役)
青木理歩:村人A役
月島瑠奈:素敵なお店の女性役
松沢実栗:5歳の桃太郎役
松丘慎吾、
赤プル(チャイム):鬼E、および鬼のボス役
海上学彦:柿から生まれた柿太郎役
清水泰地:亀役
木梨憲武:ポツンと一軒家がらみのスタッフ役(特別出演)
浜谷健司(裏口推薦合格、
ハマカーン):村人・浜谷真猿(まさる)役
五十嵐美樹:桃太郎の嫁役
樫尾篤紀:15歳の
桃太郎役
虹色侍:即興ソングの歌手役
沙羅:バイト先のマドンナ(クレジット表記は綾瀬はるか)役(VTR出演)
定岡ゆう歩:バイト先の男子役(クレジット表記は綾瀬の彼氏)(VTR出演)
劇場版ゴキゲン帝国:ダンスソングの歌手役
琴吹ゆめ:前説、ニュースキャスター役
本番のみ出演
神田伸一郎(
ハマカーン):買い出し担当の神田役
船越英一郎:桃太郎の上司役(VTR出演、特別出演)
合格未確定ながら複数回出演者
小林剛(内村さまぁ~ずディレクター):第2回で初登場
ねお(三村推薦):桃の割れる効果音役(VTR出演)、第6回で初登場
松崎啓祐(審査期間中に汽場けぇすけに改名):弾き語り、劇中歌、楽曲提供担当、第6回で初登場
さがね正裕:バーの客役、第5回で初登場
スタッフ
制作著作:劇団さまぁ〜ず製作委員会
GYAO!、Yahoo! JAPAN、ケイマックス、massenext
脚注
出典
外部リンク
劇団さまぁ~ず|劇団員募集!
*
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