新宿カウボーイ

新宿カウボーイ：東京の笑い者たち

新宿カウボーイは、漫才協会と落語芸術協会に所属する、実力派お笑いコンビです。2012年3月に漫才協会へ入会し、2023年4月からは落語芸術協会にも所属するなど、幅広い活動で知られています。

メンバー紹介

石沢 勤（いしざわ つとむ）

1980年6月9日生まれ、新潟市西蒲区出身。
身長169cm、体重48kgと痩せ型で、特徴的なヒゲが印象的です。
コンビではツッコミ担当で、ネタ作りでは全体の流れを構築する役割を担っています。
東京アナウンス学院を経てお笑い芸人の道へ進み、クイズ番組で「クイズ王」と呼ばれるほどの活躍もみせました。
以前は「やまうば」というコンビで活動していました。

かねきよ 勝則（かねきよ かつのり）

1978年3月18日生まれ、北海道旭川市出身。
身長187cm、体重105kgと大柄な体格で、「わけのわからない巨人」という通称で親しまれています。
コンビではボケ担当で、石沢が作った流れに合わせたボケで笑いを誘います。
きびのだんごに弟子入りを志望した過去を持ち、島田洋七の元付き人として経験を積んでいます。「いちばんのり!」というコンビでの活動歴もあります。
赤いスーツと薄毛が特徴で、独特の雰囲気を醸し出しています。
* 実家は寿司屋でしたが、現在は別人経営となっています。

コンビ名の由来と経歴

コンビ名は、結成当初、新宿でよく練習をしていたことから名付けられました。「小平カウボーイ」という案もあったものの、ローカルすぎるという理由で却下されています。「カウボーイ」という名称は、爆笑問題のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」への憧れからきています。

2012年のTHE MANZAIでは認定漫才師50組に選出。漫才協会では「若手五つ星」の一角として期待され、母心、オキシジェンと共に「浅草ニューウェーブ」というユニットでも活動しています。太田プロダクションを経て現在はフリーで活動中です。

芸風と代表ネタ

新宿カウボーイの芸風は主に漫才です。かねきよのギャグや駄洒落を織り交ぜた独特のスタイルで、自己紹介として「はじめまして、こんばんわんこそばっ！」と挨拶するのが定番となっています。ネタの最後には、その日の出来を1～6の数字で表すという独自の演出もあります。「あるかないか」というネタでは、両手を握りしめながら「ある」「ない」と繰り返す一発ギャグも人気です。

以前は、かねきよがおじさんキャラのコントを演じることも多く、「どうも、中野区新井薬師から来た北千住練馬です。名前がややこしい、テイテイ」という自己紹介が印象的でした。その他、かねきよの独特な芸として、おでこに缶をくっつけて鼻で笛を吹く芸や、鼻の穴に5円玉を入れて錆びさせる芸なども存在しました。

出演番組

数多くのテレビ番組、ラジオ番組に出演しており、その活動は多岐に渡ります。代表的な番組としては、『爆笑レッドシアター』『エンタの神様』『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』『笑点』などがあります。

賞レース成績

数々の賞レースにも挑戦しており、漫才新人大賞では決勝大会進出、M-1グランプリでは複数回3回戦進出を果たすなど、実力を示しています。

まとめ

新宿カウボーイは、独特のキャラクターと漫才スタイルで観客を魅了する実力派コンビです。漫才協会、落語芸術協会両方に所属し、幅広い活動を展開しています。今後の活躍にも期待が高まります。彼らの持ち前の個性を活かし、ますます多くの笑いを届けてくれることでしょう。 彼らの公式ウェブサイトやSNSもチェックしてみてください。

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