加佐登駅

加佐登駅（かさどえき）

加佐登駅は、三重県鈴鹿市加佐登一丁目にある、東海旅客鉄道（JR東海）関西本線の駅です。駅番号はCJ15。

概要

加佐登駅は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅です。駅の出入口は1番線側にのみ設置されており、ホーム間の移動には跨線橋を利用します。亀山駅が管理する無人駅で、かつては東海交通事業の職員が業務を行う業務委託駅として、みどりの窓口も設置されていましたが、2012年10月1日に無人化されました。駅にはトイレも設置されています。

歴史

加佐登駅は、1892年（明治25年）2月6日に、関西鉄道の河原田駅 - 亀山駅間に高宮駅（たかみやえき）として開業しました。その後、1903年（明治36年）2月1日に加佐登駅に改称されました。1907年（明治40年）10月1日に国有化され、1909年（明治42年）10月12日の線路名称制定により、関西本線の所属となりました。1982年（昭和57年）5月17日に電化され、1984年（昭和59年）1月10日に貨物の取り扱いが廃止、同年2月1日に荷物扱いも廃止されました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道（JR東海）の駅となり、2012年（平成24年）10月1日に業務委託が解消され、完全無人化されました。2019年（平成31年）3月2日には、ICカード「TOICA」の利用が可能となり、2023年（令和5年）3月18日のダイヤ改正に伴い、1番線の使用が停止されました。

駅構造

地上駅
ホーム：2面3線
1番のりば：使用停止
2番のりば：四日市・名古屋方面
3番のりば：亀山・津方面

1番線のホーム有効長は2両分しかありません。2023年3月18日のダイヤ改正以前は、昼間のワンマン列車がすべて2両編成のため、乗客が跨線橋を渡らずに済むよう、四日市・名古屋方面の列車は基本的に1番線から発車していました。朝と夕方以降を中心に2番線から発車する列車もありました。
前述のダイヤ改正により1番線の使用が停止され、同日以降は四日市・名古屋方面の列車は全て2番線からの発着となり、2023年8月現在、1番線には柵が設けられホームに立ち入る事ができなくなっています。

利用状況

三重県統計書によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

駅周辺

周辺施設について記述

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

CJ 関西本線

■快速
■区間快速
■普通

河曲駅 (CJ14) - 加佐登駅 (CJ15) - 井田川駅 (CJ16)

その他

運行形態の詳細は「関西線 (名古屋地区))」を参照してください。

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
関西線 (名古屋地区))
* 三重県道523号加佐登停車場線

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