加古川市立志方中学校

加古川市立志方中学校

兵庫県加古川市志方町志方町宮山に所在する公立の中学校です。正式名称は加古川市立志方中学校（かこがわしりつしかたちゅうがっこう）といい、地域の未来を担う生徒たちの育成に取り組んでいます。

沿革

本校の歴史は、昭和22年（1947年）10月に幕を開けました。当時の志方村、東志方村、西志方村が協力して設立した学校組合立三志方中学校がその前身です。地域が一丸となって新たな学び舎を創設したことがうかがえます。

その後、昭和29年（1954年）8月に志方町が町制を施行したことに伴い、学校の名称が印南郡志方町立志方中学校へと変更されました。行政区分の変更に合わせて、学校の名称も改められた歴史があります。

そして、昭和54年（1979年）には、志方町が加古川市と合併しました。これにより、学校の設置主体が加古川市となり、現在の加古川市立志方中学校という名称になりました。地域の変遷と共に歩んできた歴史を持つ学校と言えます。

部活動

生徒たちは学業だけでなく、様々な部活動を通じて心身の鍛錬や趣味の追求に励んでいます。本校には、運動系および文化系の幅広い部活動が設けられています。

運動部

運動部には、チームワークと技術向上を目指す部が多数あります。

野球部
サッカー部
バスケットボール部
女子バレーボール部
男子卓球部
女子ソフトテニス部
陸上競技部

これらの部活動では、日々の練習を通じて体力や技術を高め、各種大会での活躍を目指しています。

文化部

文化部では、創造性や芸術性を磨く活動が行われています。

家庭部
吹奏楽部
新聞部

生徒たちはそれぞれの関心に基づき、多様な文化的活動に取り組んでいます。

著名な卒業生

本校からは、様々な分野で活躍する卒業生を輩出しています。以下にその一部を紹介します。

旭堂南海（上方講談師）：伝統芸能の世界で活躍されています。
竹中佳（元プロボクサー）：プロスポーツの世界で実績を残されました。
寺西明（プロゴルファー）：ゴルフ界で活躍されています。
広瀬敏郎（歌手）：音楽の世界で活動されています。
岸本建樹（元・加古川市議会議員）：地域社会の発展に貢献されました。

通学区域

本校への通学区域は、加古川市に合併される前の旧志方町の区域にほぼ相当します。具体的には、以下の小学校から多くの生徒が進学してきます。

加古川市立志方小学校
加古川市立志方東小学校
加古川市立志方西小学校

これらの小学校区に居住する生徒たちが、本校で中学校生活を送っています。

周辺環境と隣接校

本校の周辺には、いくつかの他市や市内の学校が存在します。通学区域が隣接している中学校としては、以下の学校が挙げられます。

加古川市立神吉中学校
加古川市立義務教育学校両荘みらい学園
加西市立加西中学校
加西市立善防中学校
姫路市立城山中学校
姫路市立東中学校
* 高砂市立鹿島中学校

これらの学校との間では、生徒の交流などは限られますが、地理的には近接した位置にあります。

加古川市立志方中学校は、地域の歴史と共に歩み、様々な活動を通じて生徒たちの成長を支える学び舎です。地域コミュニティの中心として、教育の充実に努めています。

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