加古川運動公園陸上競技場

加古川運動公園陸上競技場

加古川運動公園陸上競技場は、兵庫県加古川市内にある施設で、陸上競技だけでなく球技場としても利用されています。市が所有するこの競技場は、加古川運動公園市民スポーツサービスによって運営されています。

施設概要

この競技場は、日本陸上競技連盟の第1種公認を受けており、標準的なトラックのサイズである400m×9レーンが整備されています。天然芝のグラウンドを備えており、メインスタンドには5,275席、芝生スタンドには10,000人を収容可能で、総収容人数は15,275人に達します。また、照明設備と電光掲示板も設置されており、夜間や大規模なイベントでも利用しやすい環境が整っています。

特に、競技場のトラックは加古川の流れを反映した青色で、美しいデザインが施されています。

付帯施設

• - サブグラウンド：70m×54mのサイズでティフトン芝が敷かれています。また、走路は300m×5レーン（直線6レーン）で全天候型ウレタン舗装が施されています。
• - 室内練習場：50m×3レーンの全天候型ウレタン舗装が施された施設です。
• - トレーニング室：各種トレーニング機器が揃っています。

大規模改修工事

2017年から2018年にかけて、競技場の維持管理と公認維持のために大規模な改修工事が実施されました。この工事では、以下の内容が行われました。

• - 陸上トラックのウレタン舗装の改修。
• - 写真判定装置の更新。
• - 電光掲示板へのコンピューターシステム導入。

加古川市は、新年度の一般会計予算に1億4400万円を計上し、これらの改修に充てられました。この改修作業は、2018年2月28日の公認期限に合わせて行われました。

工事は2017年11月6日から2018年3月30日までの期間に主競技場で行われ、ウレタン舗装の更新が行われました。また、その後2018年9月3日から2019年4月30日にかけて、主競技場のスタンド棟外壁や補助競技場の改修工事が計画されています。この期間中、主競技場でのイベントは行えませんが、トラックの個人利用は可能です。

過去に開催された大会

この競技場では、第16回日本ジュニア選手権（2000年）や多くの中学校・小学校・高校の地域大会が開催されており、特に中学生の兵庫県大会はこの競技場で実施されることが多いです。

加古川運動公園陸上競技場は、地域のスポーツ振興の中心として多くの利用者に親しまれ、今後も様々な競技会やイベントで活躍することでしょう。

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