勝又英樹(かつまた ひでき、
1980年6月16日生まれ)は、
埼玉県草加市出身の元プロ
バスケットボール選手であり、現在は指導者として活躍しています。彼の選手キャリアは、
スモールフォワード、
パワーフォワードとして、日本の
バスケットボール界にその名を刻みました。身長195cm、体重80kgという恵まれた体格を生かし、
田臥勇太選手らと並び「田臥世代」の一人として注目を集めました。
勝又選手は出生地こそ
宮城県ですが、ルーツは
宮城県牡鹿郡女川町にあります。両親が
女川町出身であり、自身も6歳までを
女川町で過ごしました。
バスケットボールを始めたのは、
草加市立両新田中学校在籍時の13歳の時。この頃から、彼の
バスケットボールへの情熱が燃え上がりました。
エリート街道を歩む
中学校卒業後、勝又選手は東京の
バスケットボール名門校である京北高校に進学。厳しい練習に明け暮れ、1998年のインターハイではベスト16入りを果たしました。その後、
東海大学に進学し、2002年のインカレでもベスト16入りを経験。着実に実力を積み重ねていきました。
プロ選手としての挑戦
大学卒業後、勝又選手は新潟アルビレックスA2(二軍)に入団し、プロ選手としてのキャリアをスタートさせます。
2004年にはA1(一軍)に昇格。そして、
2005年にbjリーグが開幕すると、
東京アパッチにドラフト外で入団。コンスタントに出場機会を得て、1シーズン目のチーム3位に貢献しました。
2007年には仙台89ERSに移籍。
2009年には
大阪エヴェッサに移籍し、スーパーサブとして活躍。チーム初のファイナル進出に大きく貢献しました。しかし、ファイナルでは浜松に惜敗し、優勝はなりませんでした。
指導者としての新たな道
2012年、勝又選手は現役
引退を決意。しかし、
バスケットボールへの情熱は冷めることなく、2014年にはbjチャレンジリーグ・兵庫インパルスのテクニカルコーチに就任し、指導者としての道を歩み始めます。2015年からはヘッドコーチを務め、後進の育成に尽力しました。
所属チーム
京北高校
東海大学
新潟アルビレックスA2/A1
東京アパッチ
仙台89ERS
2009年~2012年'>[大阪エヴェッサ]
勝又英樹は、選手として、指導者として、常に
バスケットボールへの情熱を持ち続け、日本の
バスケットボール界に貢献し続けています。彼の今後の活躍にも目が離せません。