勝呂玲羅

勝呂 玲羅

（すぐろ れいら）

1996年11月21日生まれ、静岡県出身。かつては勝呂 麗羅の芸名で活動していた時期もある。血液型はA型。主にファッションモデル、女優として活躍したが、現在は芸能活動から退いている。

生い立ちとキャリアの始まり

勝呂玲羅の芸能キャリアは、2006年に小学館が発行する児童向け雑誌『小学四年生』の読者モデルオーディションで幕を開けた。このオーディションでグランプリに輝いた彼女は、一年間にわたり同誌の読者モデルとして誌面に登場した。翌2007年には、『小学五年生』でも引き続き読者モデルを務め、小学生の間で注目を集め始めた。

ティーン誌での活躍

2008年からは、新潮社発行のファッション雑誌『ニコ☆プチ』の読者モデルとして活動の場を移す。同誌では、そのキュートなルックスと着こなしで瞬く間に人気を獲得し、「カリスマプチ読」と呼ばれるほどのカリスマ的な存在となった。多くのティーンの憧れの的となり、雑誌の顔として活躍した。

その人気を背景に、2009年には学研発行のファッション雑誌『ピチレモン』が主催する第17回ピチモ（専属モデル）オーディションに応募。ここでも見事グランプリを受賞し、同年6月号から同誌の専属モデルとして活動を開始した。ティーン向けファッション誌のトップモデルとして、約3年間にわたり誌面を飾り、同誌の読者層を中心に絶大な支持を得た。2012年4月号をもって惜しまれつつ『ピチレモン』を卒業した。

モデル以外の活動

雑誌モデルとしての活動と並行して、テレビや映画といったメディアでもその才能を発揮した。テレビドラマでは、日本テレビ系の人気シリーズ『喰いタン』や、テレビ東京系で放送された『ケータイ捜査官7』（第33話）に出演し、女優としての経験を積んだ。また、2008年公開の映画『少林少女』では、登場人物の一人である桜沢凛の幼少期役を演じ、スクリーンデビューを果たした。

さらに、NHK Eテレの若者向けバラエティ番組『Rの法則』には、番組がスタートした2011年12月から2016年まで、長期間にわたりレギュラー出演した。この番組では、自身の意見を述べたり、様々な企画に参加したりすることで、モデルとは異なるパーソナリティを発揮し、幅広い層からの認知度を高めた。

小学生向け雑誌の読者モデルから始まり、ティーン誌のトップモデルとして活躍し、さらには女優、タレントとしても活動の幅を広げた勝呂玲羅は、若年層を中心に大きな影響力を持つ存在であった。多方面での活動を経て、現在は芸能界を離れているが、そのキャリアは多くのファンに記憶されている。

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