北九州市立浅川中学校

北九州市立浅川中学校

北九州市立浅川中学校は、福岡県北九州市八幡西区に位置する公立中学校です。八幡西区の最西端に位置しています。

概要

「浅川中」または「浅中」の通称で親しまれています。校章は、「浅」の字の下に鳥が羽を広げたようなデザインの「中」の字を組み合わせたものです。産業医科大学周辺を校区とし、開校当初から東筑高校への進学者が多く、文教地区として知られています。宅地開発が進んだ時期には、生徒数が1,000人を超えるマンモス校でしたが、近年は北九州学術研究都市の開発などにより生徒数は減少傾向にあります。しかし、少子化にもかかわらず、各学年7～9クラスを維持し、2022年5月1日時点では28クラス、生徒数は919人と、北九州市内で最も規模の大きい中学校です。

沿革

経緯

創立前は、現在の校区は本城中学校と折尾中学校の校区の一部でした。1978年の産業医科大学開学に伴い、周辺の宅地開発が進み、人口が急増しました。1982年には光貞小学校が開校し、その後、光貞小学校、浅川小学校の全校区と医生ケ丘小学校の一部を校区として、1984年に浅川中学校が開校しました。

開校当時は山林を切り開いた場所に位置していましたが、周辺の宅地開発により、現在は住宅地の一角に位置しています。

年表

1984年4月1日 - 開校。本城中学校、折尾中学校の校区の一部を統合。
1984年7月17日 - プールおよび部室竣工。
1992年2月28日 - テニスコート工事完了。
1993年11月20日 - 創立10周年記念式典。校訓碑寄贈。
1995年7月26日 - JR九州折尾駅コンコースに美術部による壁画完成。
2004年10月9日 - 創立20周年記念式典。
2005年4月 - 養護学級新設。
2019年8月21日 - 野球部が全国中学校軟式野球大会で初優勝。

教育方針

学校教育目標

心豊かで、自らで未来を創造する力を持った生徒の育成
時を守り、場を清め、礼を正す人間の育成

学校経営方針

校訓「自主・協同・信頼」の精神を基盤に、社会に貢献できる人間の育成を目指しています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。

重点目標

心豊かな生徒の育成
より良き社会の構成員としての規範意識やきまりを守る態度の育成
いじめや不登校の解決
生徒の基礎学力の向上
生徒指導・安全指導の充実
養護教育・特別支援教育の理解と充実
人生の問題解決学習としての進路指導
地域や保護者に信頼される、開かれた学校
公教育としての説明責任を果たす学校
危機管理意識を持って教育にあたる
研究部を設け、道徳教育や学校評価、総合的な学習の時間について、調査・研究を行う

学校行事

生徒会活動や部活動が盛んに行われています。

学区

八幡西区：浅川一丁目～三丁目、浅川学園台一丁目～四丁目、浅川台一丁目～三丁目、浅川日の峯一丁目～四丁目、浅川町、大字浅川、医生ケ丘、大浦一丁目～三丁目、千代ケ崎三丁目（10番を除く）、藤原一丁目（1番の一部を除く）～四丁目、光貞台一丁目～三丁目
若松区（暫定）：大字小敷、大字塩屋、ひびきの

交通

北九州市営バス「浅川中学校前」「浅川学園台」より徒歩3分

著名な関係者

出身者

鈴木浩介 - 俳優
永井謙佑 - サッカー選手（名古屋グランパス所属）
こゑだ - supercellのゲストボーカル、歌い手
石田洸介 - 陸上選手
敷田直人 - プロ野球審判員
菅田雅香 - 陸上競技（長距離）、日本郵政グループ女子陸上部所属

外部リンク

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