北原和美

北原和美のプロフィール

北原和美（きたはら かずみ）は、日本の元女優で、戸島和美や戸島一実という別名でも知られています。彼女は1960年代から1970年代にかけて、数多くのテレビドラマに出演し、その印象的な演技で観客の心をつかみました。彼女のキャリアは多岐にわたり、特に子供向けの特撮作品や刑事ドラマでの活躍が目立ちます。

来歴・エピソード

北原は、テレビドラマ『柔道一直線』や『俺は透明人間!』などに出演し、その後も数々の人気番組にレギュラー出演しました。特に彼女が「戸島和美」名義で出演した『超人バロム・1』や「北島和美」名義での『流星人間ゾーン』は、特撮ファンにとっても思い出深い作品です。

あるエピソードとして、彼女は『超人バロム・1』の第22話での夜間ロケが挙げられます。この撮影中、彼女は出演する魔人「ヒャクメルゲ」に遭遇し、その恐ろしさからロケバスの反対側に逃げて泣き出してしまったそうです。この事件に対しスタッフは、「駄目だよ、お芝居の前に泣かしちゃ!」と注意したというエピソードが残っています。彼女は、現場のスタッフに可愛がられながら演技をしていたことを振り返っています。

出演作品

北原和美の主な出演作品は以下の通りです。

• - テレビドラマ

- 『抜かれてたまるか』 (1968年、TBS)
- 『三匹の侍 第6シリーズ 第24話「白刃有情」』 (1969年、CX)
- 『柔道一直線』 (1969年、TBS)
- 『ありがとう』 (1970年、TBS)
- 『俺は透明人間!』 (1970年 - 1971年、CX) - アネゴ
- そして『鬼平犯科帳』や『太陽にほえろ!』など、多くのエピソードにも出演しました。

• - 仮面ライダーシリーズ

- 『仮面ライダーV3』 第49話「銃声一発! 風見志郎倒る!!」 (1974年)
- 『仮面ライダーアマゾン』 第13話「迫る! 十面鬼! 危うしアマゾン!!」 (1975年)

• - その他にも、劇場や舞台での活動も行っていました。

北原はその多様な役柄や、特に特撮作品での活躍により、今なおファンの記憶に残る存在です。彼女の演技は、当時のテレビドラマにおける女性の表現の幅を広げました。荡う魅力を持つ彼女のキャリアは、現代の俳優たちにも影響を与えています。彼女が演じる様々なキャラクターは、それぞれに個性が際立ち、多くの視聴者に愛されました。

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