北山雅史

北山 雅史（きたやま まさひと）

北山雅史は1943年に徳島県で生まれた、日本を代表する実業家および教育関係者です。彼は、教育界において多くの影響を与えた重要な人物として広く知られています。特に、栄光ゼミナールの創業者として、その名を高めています。

略歴

北山氏のキャリアは1968年に始まりました。彼は埼玉大学の教育学部に在籍している間に、学習塾の研修学院を開設し、教育分野に足を踏み入れました。この時期から、彼の教育に対する情熱が明らかになり、その後の事業展開の礎となりました。

1978年には、学習塾教材の制作・販売を行う学伸社を設立し、取締役に就任しました。しかし、1993年にこの会社が合併により消滅することとなります。

1980年、彼は研修学院を辞めて、現在の株式会社栄光を設立しました。彼は代表取締役社長として、教育事業の発展に寄与し、2008年までその役職を務めました。

北山氏は教育だけでなく、社会福祉に対しても強い関心を持ち、1991年には障害者支援施設であるカーサ・ミナノを運営する社会福祉法人カナの会の理事長に就任しました。この役職を2010年に退任するまで、彼は福祉活動に力を入れ続けました。

1993年には株式会社エデュプレスを設立し、代表取締役に就任しましたが、この役職も2008年に退任しました。同年、彼は学校法人北山学園の理事長に就任し、同じく2010年までその任にあたりました。

また、株式会社栄光は1995年に株式を店頭公開し、1996年には東証二部上場を果たしましたが、2015年には上場を廃止しました。

1997年以降、様々な企業の経営に関与し、エンタプライズやシークコーポレーションなど、複数の企業で代表取締役として活躍しました。これらの役職も2008年以降には退任しましたが、彼の影響力は衰えることはありませんでした。

2008年には栄光の代表取締役を退任し、最高顧問に就任する一方で、日本家庭生活研究協会の理事長に就任し、家庭教育や生活支援の分野でも活動を続けています。また、同年には株式会社シルフィアンドコーポレーションを設立し、代表取締役として新たなビジネスにも挑戦しています。

さらに、2015年には株式会社エデュリンクを設立し、教育関連事業の発展に尽力しています。北山氏の活動は多岐にわたり、教育界のみならず福祉やビジネスにおいても影響を与え続けています。彼の経歴は、日本の教育や育成の未来に大きな貢献をしていると言えるでしょう。彼のビジョンは、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。

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