1943年の出来事
概要
1943年は
昭和18年に当たる平年で、西暦では
金曜日から始まりました。この年には多くの出来事があり、世界の歴史に影響を与えた重要な年でもあります。
他の紀年法
1943年に関連する他の紀年法には、干支で癸未(みずのとひつじ)、中国の
中華民国32年、
満洲国では康徳10年、
朝鮮では檀紀4276年などがあります。また、仏滅紀元では2485年から2486年、イスラム暦では1361年から1363年にあたります。
1943年の初め、
1月1日に東京日日新聞と大阪
毎日新聞が『
毎日新聞』に統一されました。
1月2日、ニューギニアで日本軍が全滅をきたしました。また、
1月14日にはカサブランカ会談が行われ、アメリカと
イギリスが協力を確認しました。
2月1日、ガダルカナル島から日本軍が撤退し、同月2日にはスターリングラード攻防戦で
ドイツ第6軍が降伏しました。さらに、
2月13日には日本野球連盟が戦士の実施要綱を通達しています。
3月には静岡三十五銀行と遠州銀行が合併し、静岡銀行が設立されました。
3月25日には日本初の国産長編アニメ
映画『桃太郎の海鷲』が公開され、同月31日にはアメリカでミュージカル『オクラホマ!』が初演されました。
4月1日には新たに帝国銀行が発足し、同月18日には
山本五十六大将が敵の攻撃を受けて戦死しました。この月の終わりにはワルシャワ・ゲットー蜂起が勃発しました。
5月には、コミンテルンが解散され、日本中のプロテスタント神学校が統合されました。また、
5月28日にはアッツ島での日本海軍の守備隊が壊滅しました。
6月1日には
東京都制が公布され、
7月1日から施行されました。
6月8日には
戦艦陸奥の爆発事故が起こりました。
7月5日から
クルスクの戦いが始まり、著名な戦いが続きました。また、同月に
台湾の空襲が行われることとなります。
この月、
アメリカ軍は
ルーマニアの油田への爆撃を実施しました。
9月にはソ連軍が
イタリアの戦闘で成功を収め、連合軍は重要な戦線を開設しました。
10月1日、姫路海軍航空隊などの多くの軍事施設が設立され、
アメリカ軍がナポリ占領作戦を開始しました。
1[[1月]]には大東亜会議が開催され、アジアの協力に向けた動きが続きました。また、ルーズベルト、チャーチル、スターリンがテヘラン会談を行いました。
1[[2月]]には新一円札が発行され、学徒出陣が始まりました。様々な社会・国際的な変革が進行中でした。
文化とスポーツ
1943年は文学や音楽、
映画においても新たな試みが見られました。特に、
ジャズ音楽が盛んであり、
映画産業も戦争の影響を受けながらも育成されました。スポーツでは大相撲の幕内最高優勝が双葉山定次によって達成されました。
このように、1943年は多くの歴史的な出来事が重なり、戦争の激化とともに様々な面で変化が起こった年でした。