北川明

北川明

北川明（きたがわ あきら）は、1943年（昭和18年）に生まれた日本の編集者、実業家です。第三書館の代表として知られています。

経歴

京都大学工学部を卒業後、東京都新宿区西早稲田に出版社「第三書館」を設立しました。

日本赤軍との関わり

1975年（昭和50年）、北川明は日本赤軍兵站委員会のメンバーであった島田恭一とともに、スウェーデン警察当局によって逮捕され、日本へ強制送還されました。同年9月、2人は羽田空港で逮捕されました。逮捕容疑は旅券法違反でした。当時、西ドイツの日本人商社員誘拐・身代金奪取作戦に関与する予定だったとされています。

北川明は、出版業界で活動する一方で、過去に日本赤軍との関わりがあったという特異な経歴を持つ人物です。

第三書館は、社会問題や思想に関する書籍を多く出版しており、その活動は出版業界においても注目されています。

北川明の人生は、出版活動と政治的な活動という二つの側面を持つ複雑な人物像を示しており、その足跡は日本の現代史における重要な一断面を映し出していると言えるでしょう。

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